わが郷里 五個荘

近江商人は、わが国の流通経済の発達に寄与したばかりでなく、全国の地場産業の振興にも大いに貢献したとされています。

それは、彼らが単に自らの利益だけを求めて全国を行商して歩いたのではなく、社会全体に役立つことをするという理念のもとに商いを進めて行ったからです。  その理念を五個荘の中村治兵衛家では、『他国へ行商するも総て我事のみと思わず、その国一切の人を大切にして私利をむさぼることなかれ』と具体的に述べて家人への戒めとしています。

家訓や店則は、事業に夢を抱き精励した商人が晩年になって、家名や家業の永続を図るために子孫や店員に与えて経営の指針とさせたもの。ですから、大阪(船場など)の商売人にあるような《進取の気性》を説くよりは、《店の永続性》を説くことのほうに重点が置かれていたようです。

そのことはどの商家の家訓や店則にあっても、江戸から明治期にかけての時代背景もあり、神道と儒学、仏教の尊重がうたわれ、勤勉、倹約、正直、堅実、堪忍、知足、分限といった徳目が重視されていることからもうかがい知ることができます。それはまた近江商人たちがいかに社会道徳としての儒学的世界観に親しみ、神仏への帰依による信仰生活を大切に商いをしていたか、という証拠でもあります。

 

ところで、家訓や店則は、その共通する部分として、次の5つに集約できると考えています。

1.
互譲と融和で、はやる利己心を抑え、家・店・従業員のために謙虚に精進すること。
2.
倹約・早起き・慎ましい生活で、時間と金をトコトン有効活用するよう自分を律し、勤勉質素を信条とすること。
3.
今日の仕事は今日のうちに必ずやり遂げるということ。
4.
楽しみ・芸事・人との交際範囲は、慎み深くする。つまりは、仕事以外の趣味や興味はできるだけ控え、ことさらに仕事に精進を集中するということ。
5.
『三方よし』で、買い手や売り手はもとより、世間もよくなるように尽力するということです。つまり、お客様繁盛を根本にして先祖を敬い、子孫の繁栄を願い、世間に対して徳を積むということが大事にされているわけです。因にわが塚本家の家訓は《恭倹己を持す》と《積善の家に必ず余敬あり》(下図)です。

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