2015年5月15日 (金)
中国のメディアが大挙、「三方よし」を訪問
5月15日、経団連の広報センターの企画で、東京駐在の中国マスコミが京都~五個荘を訪問されました。
人民日報、CCTV(中国中央テレビ)など、中国の有名な東京支局長さんらが十数名来られました。
先ずは、ツカキスクエア京都に到着し、経団連・広報センターの藤原さんがご挨拶
いきなり、小生の「三方よしの出前講座」、ウン?・・この場合、「出前」の逆??
ま、「近江商人の語り部」の講座というところでしょう・・
いきなり活発な議論です。さすがにマスコミの方は鋭い!!
この「三代の図」の掛け軸は熱い議論になり、あっという間の一時間半でした。
中国で言う「親苦労、子楽、孫地獄」・・
ツカキの別家室は、近江商人の歴史資料館のようなリアルさです。
バスに乗って近江の五個荘へ移動、バスの中で話。
五個荘の近江商人博物館に到着です。
上平千恵学芸員の説明です。
さすがにうまい!
近江商人の家訓について
ともかく漢字=中国語は、見ただけで一瞬に彼らは理解(意味と背景)できる(@_@;)
中国の方々に近江商人に扮して頂き、即席・近江商人へ変身・・
ともかく熱心でその吸収力は素晴らしいヽ(^o^)丿
すぐ近くの「観峰館」(漢字と習字の博物館)を見学
巨大な硯(すずり)・・中国人もビックリ
「端渓の硯」で超貴重品です
玄宗皇帝の拓本です。
熱心に視察する中国のマスコミの方
甲骨文字で、漢字の象形文字の歴史をたどる・・
中国の漢字文化圏ではぐくまれた東アジアの宝物・・我々も漢字を勉強しなければ・・・
観峰館の関係者の記念撮影です。
五個荘の町並み保存地区の視察です。
「取材するマスコミ」を取材する小生・・ちょっと、ヘン
弘誓寺の本堂(真宗大谷派)の大伽藍
中国の方は、珍しい日本の古い光景に感動でした。
拙宅(左側)に到着。
塚本喜左衛門宅を訪問
家訓の扁額を前にして
庭の真ん中の離れ書院で座談会
家内と武田さんでお茶のおもてなし
近江商人の子供の教育から相続までリアルな質問が飛びました。
突如、「NPO三方よし研究所」の仲間の中澤さん(副理事長)が飛び入り参加で盛り上がる
ナカザワ㈱の中国・蘇州やアジアへの店舗展開の話で中国から質問が集中
まさに、中澤さんは「現代の近江商人」です。(現在、100店舗の時計店を出店中)
お庭で記念撮影・・・イー・アル・サン、ハイパチリ
固い握手を交わして、バスで五個荘を出発
いつまでも3人で手を振りお見送りをしました。
ありがとうございましたヽ(^o^)丿
後記
あっという間の7時間でした。
中国人のパワー、好奇心、人間的魅力は素晴らしいですね。
お越し頂いた方は、人民日報、CCTV,新華社、中国新聞社、北京日報、科技日報、法制日報、中国日報社さんでした。
素晴らしいご縁を頂き、謝謝ヽ(^o^)丿