受け継がれる三方よしの理念
「売り手よし」は、商いにおいて採算をキチンと合わせ、他者への依存(借金)をせず、節度ある経営哲学で自己を律する...これが、企業永続を果たす自己責任の有り様と考えます。
「買い手よし」は、今、お客さまに本当に喜んで頂き、何十年先にも太い信頼関係で結ばれている...これは、お客さまに対するもっとも大切な責任と思います。
「世間よし」は、仕事を通じて世の中のお役に立つことですが、代金を頂いて仕事をする以上、これは、至極、当たり前の責務...すると、我々は、仕事を一歩踏み越えて社会貢献を果たす事が企業の社会的責任と考えます。
「三方よし」を、仕事の中で、人生の中で、同時に調和よく実現することが、我々の責務と思います。
三方よしの実践
先代社長が残した「ちびた鉛筆たち」。創業時の初心を伝える大切な宝物。
その為には、やりがいのある社内環境が必要だと考えます。例えば組織を横串にしたプロジェクトで若い人がリーダーとなり力を発揮するなど、誰もがチャンスを与えられる環境がある、そのスタンスが社内の活気を生み、モチベーションを上げることに結び付きます。そしてその姿勢が、お客さまの信頼と評価をいただける商品のご提供につながると考えております。
また私たちは、文化事業や文化的施設の保存・再生にも積極的に取り組んでいます。それは社会や地域に支持され、育てられてきたツカキの「感謝のかたち」のひとつでもあります。
150年余りの、時代の波に飲まれず、成長を続けられたのは、「三方よし」の理念が私達の中にしっかりと根付いているからに他なりません。