西陣織あさぎ丹後クリエイティブセンター(NISHIJIN ASAGI TANGO CREATIVE CENTER):伝統技術の継承西陣織を次世代へ 西陣織あさぎ丹後クリエイティブセンター(NISHIJIN ASAGI TANGO CREATIVE CENTER):伝統技術の継承西陣織を次世代へ

天橋立(宮津市)や伊根の舟屋(伊根町)の写真

京都府の最北端に位置する京丹後市は、日本海に面し自然と歴史の豊かな地です。
西陣織美術工芸あさぎの作品は、古くから絹織物の産地である京丹後市で1800口織ジャガード織機を駆使し、熟練の職人が製織しています。

塚喜商事株式会社 あさぎ事業部では、西陣織の技術伝承と若手の育成、地元へ貢献できる生産拠点として「丹後クリエイティブセンター(略称:丹後CC)」を2024年7月25日にグランドオープンしました。
丹後CCはオープンファクトリー構想のもと、1800口織ジャガード織機での西陣織生産をメインに、機織りの見学、織物の材料や工程、歴史などが現物や映像で分かるスタディルーム、2階には織機のジャガード部分の見学と説明動画、「西陣織あさぎ美術館 丹後館」として織りあがった作品を企画展示、皆様にご覧いただけます。

ジャガード織機と西陣織あさぎ美術館丹後館館内の写真

丹後CC内の若手の織り手も、関係者各位のご指導のもと日々勉強し、一歩ずつではありますが成長しています。また、彼らがいずれ熟練工となり、後進を教育する日が待ち遠しくもあり楽しみです。

京丹後で織るこれらの作品は、高度な技術と熟練職人の技の結晶。
皆様に1500年続くといわれる伝統産業 西陣織に、より関心頂き、次世代への架け橋となれるような施設に。また、ツカキグループが1867年の創業より150年以上の歴史の中で、大切に積み重ねてきたものをベースに、京丹後市の地元に根付き、京丹後の歴史や団体はじめ、皆様とも協業いただけるクリエイティブセンターを目指します。

丹後クリエイティブセンター 見学

【開 館】
10時~17時(入場は16時30分まで)
【休館日】
年末年始・GW・お盆・展示替え期間
※団体のお客様については、1週間前までに電話予約をお願いいたします。
【料 金】
一般:500円[400円] 大学生・高校生:400円[300円] 中学生以下:無料
※[ ]内は20名様以上の団体料金です。
※障害者と同伴1名様までは半額とさせていただきます。

オープンファクトリー(1F)

【平 日】
職人による製織作業の見学
※土日祝日は職人不在のため、織機の動画視聴、美術館は見学可。

西陣織あさぎ美術館 丹後館(2F)

【休館日】
火・水曜日 ※事前のご予約があれば対応可

アクセス

〒629-3101 京都府京丹後市網野町網野37-1 丹後クリエイティブセンター

  • 電車・バスなど公共交通機関でお越しの方
    京都丹後鉄道「網野駅」よりバスで約10分「フレッシュバザール網野店前」下車 徒歩2分
  • お車でお越しの方
    京都市内・大阪市内より約2時間30分
    京都丹後鉄道「網野駅」より車で約4分
  • お客様駐車場
    敷地内建物前面に普通車10台
    ※大型バスでご来館の際は、事前にお電話でご予約ください。