ツカキグループがリーシング事業を手がける理由は、2つあります。
ひとつは、近江商人に古くから伝わる商売の心得、「三方よし」の教えに従って。
「三方よし」は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」この3つを商売の心として諭すもので、なかでもリーシング事業は「世間よし」の部分を最もよく実現できる分野と位置づけています。不動産オーナーとして収益を出すことはもちろんですが、それ以上に地域の生活を支えるという社会的意義を重視するのが私たちの特色です。
たとえば2011年に起きた東日本大震災により、東北で住居が不足するという事態が起こりました。そこでツカキグループは仙台で賃貸マンションを建てるプロジェクトをスタート、現在は9棟目のマンションを建築中です。
築年数の古い物件を購入してリニューアルし、若い人や新しいテナントに入居してもらうことにも力を入れています。賑わいに欠けていた場所が見違えるように活気づき、地域からも喜ばれています。
そしてリーシング事業を手がけるもうひとつの理由は、伝統文化の保存・再生に対する強い思いを具現化するため。
社長の塚本自身が、街並保存地区である滋賀の五個荘で生まれ育ち、ふるさとの美しい街並や温かいコミュニティが、人生にどれほど多くをもたらすかを知りました。その経験から、古い建築物を取得・保全して現代に活かす工夫をしたり、採算度外視で文化的に意義のある建築物を守る取り組みも大切にしています。
近江商人が子孫に残した教えに、「積善の家に必ず余慶あり」という言葉があります。社会へ奉仕することで幸せが廻ってくるという考え方は、ツカキグループに150年受け継がれるDNA。そこに注力するリーシング事業は、経営的基盤、精神的基盤の両方で、ツカキグループを強める働きがあるのです。
リーシング・リスト
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プチリニューアルを重ね、入居者の方々が安全・快適に暮らせるように常に気配り。管理会社任せだけにはせず、必要なときには顔を合わせてのコミュニケーションで信頼していただくことを心がけています。
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関西圏・東京・福岡を中心に展開しています。長年のノウハウを活かし、快適な空間をご提供します。
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懐かしい日本の風景を残す歴史的建築物。古いからといって取り壊すのではなく、手を入れて現代にマッチした役割を持たせ、未来に残す取り組みにも力を入れています。