2012年12月7日 (金)
華道「未生流笹岡」の家元、大いに語る
事業承継学会の第3回の年次総会は、今年は立命館大学で開催されました。
先週の土曜日の午後、小生も参加しました。
会員発表のあと、未生流笹岡の笹岡隆甫お家元の講演
テーマは、「花の哲学、花の技法、花が結ぶ人の縁」
パワーポイントを使いながら、古式の生け花の型とその発展、未生流の花の心とその伝承など、とても、奥行きの深い話でした。
お家元は、京都大学工学部建築科卒業だけあって、感性豊かでロジカルな展開でした。
実に面白い話です。 聞き入る聴衆
メンバーは、大学の先生、会計士や弁護士さん、企業の経営者など、多彩です。
講演後、パネルディスカッションです。
左から、後藤教授(日経大)、笹岡お家元、私、桑木先生(同大)
笹岡お家元の講演をうけて、近江商人の伝統・事業の継承について語る
ハンサムで人気の高いお家元の引き立て役のような小生の立場ですねぇ・・・・
笹岡お家元は熱く語る・・
学会の最後のご挨拶
同志社大学の林教授(同大)
後記
笹岡お家元のお正月の作品を幾つか紹介(婦人画報より)
玄関飾り
五葉松 金銀の水引がお正月らしいめでたさと緊張感を醸し出す・・・
蓬莱飾り 見事な組みひもの海老、干し柿、橙(だいだい)など
お正月のお重 立派なにらみ鯛、山海珍味がはちきれんばかりのおせち料理
この記事は、婦人画報の正月号(只今、発売中)の「笹岡家のお正月」特集で、カラーのグラビア16ページにわたり大々的に掲載しています。
笹岡お家元が主人公で、暖かみのある由緒豊かなお正月の光景です。
追記
いつの間にか事業承継学会の話から、未生流笹岡の話になりました。
笹岡お家元の最新の著書の紹介
メールでやり取りしているうちに、すっかり笹岡お家元のファンになりました。