2013年3月6日 (水)
昔の五個荘のひな祭
3月3日(日)、五個荘の近江商人屋敷に展示している昔のおひなさんを見学してきました。
まだまだ寒いですね・・・五個荘のまちなみ保存地区です。
白壁の屋敷が、訪問する外村宇兵衛邸です。 左が拙宅です。
おなじみの宇兵衛邸を見せてもらいました、
玄関すぐの「店の間」(でいのま)におひなさんのオブジェがありました。
1800年頃(江戸時代)の紫宸殿を模したひな飾り
内裏さんは結婚の宴のようです。 官女がお酒、ご馳走を運んでいます。
仕丁さんは、竹ほうき、熊手、ちり取りをもって、お掃除中です。
1860年頃(幕末)のおひなさん
これは、外村市郎兵衛家に伝わるおひなさんです。
昔はこんな可愛いおくどさん(30センチ位)で、子供たちの甘酒を温めたそうです。
私も童心に帰り、ままごとをしたいなあ・・・・
明治時代の内裏さん 素朴でいいなあ
大正時代のおひな飾り
五人囃子の前に金箔を貼った欄干があります。 ここから上が殿上人だそうです。
昭和初期のおひなさん
帰りに宇兵衛邸のお庭を拝見 心の形をした池があり、川の水を引き込み鯉が泳いでいます。
昨年7月23日(月)に、皇太子さんが五個荘金堂町を訪問され、この屋敷にも立ち寄られました。
それを機に、お庭やあづまやを一気に美しくされました。 実に見事です!!
次は、外村繁邸を見学 (宇兵衛さんの分家です。)
お庭の苔の上に可愛いおひなさんのオブジェがありました。
床の間の掛け軸とひな飾りです。
時代物のおひなさんが沢山ありました。
この家の当主 外村繁さんの御母堂のみわさんの写真です。
繁さんは、小説家として東京にお住まいで、みわさんは独り住まいでした。
この写真の頃、私は小学一年生で、みわさんの家によく遊びにいきました。
みわさんの花嫁衣裳と、みわさんの化粧台です。明治女のたしなみを感じます。
楽しい田舎のひな祭でした。
五個荘金堂町の近江商人屋敷などで、100の昔のおひなさんが展示して大変な人気です。
2月には、にんげん雛(ひな)飾りのイベントがありテレビ取材で大賑わいでした、
このひな祭は、3月20日(水・祝)まで開催です。
追記
五個荘の拙宅に「おくどさんサロン」(?)が出来ました。
長野の松本民芸家具で、とっても温かみがあります。
ここで暖かいコーヒーを飲むと旨そう・・・
非公開ですが、お越しの節は、メールかお電話をください。
9月23日は、まちなみ保存地区の公開イベントがあります。