おもてなしの心　九州の温泉　おすすめ名旅館

７月の連休に九州の温泉に行ってきました。
１日目が、福岡の奥座敷で有名な二日市温泉です。
二日市駅は、太宰府天満宮の駅として有名です。
この温泉地は筑紫野市で、ツカキグループの「ベレッサ」と同じ町です。

二日市温泉の名門　大丸別荘です。

慶応元年の創業です。（１４７年目です。）

ロビーは、優雅で素敵な空間です。

社長の山田真さんは、総支配人・料理長を兼任する謙虚で素晴らしい経営者です。
館内の無駄なく行き届いた配慮、料理も華美でなく美味しい逸品の心配り、どれも、苦労人の山田社長の経営哲学を感じます。

館内には、先代の社長の彫刻の作品が沢山あります。

どれもこれも、素晴らし芸術品です。
先代は、本当に芸術を愛し、偉大な彫刻家ですね。

大正館、昭和館、などに続く廊下です。心配りが素敵なのです。

温泉です。玉石が湯船にあり、さすがに１３００年を誇る二日市温泉の歴史を感じます。

広大なお庭は、天皇陛下や皇太子様など、皇室のお手植えの松が沢山あります。

これも、誇ることなく、懸命に歴史を守ろうという責任感と実践を感じます。　

大きなお庭には池があり、筑紫橋があり、蓮が満開でした。

新幹線に乗って、鹿児島まで行きました、

鹿児島駅前に「薩摩の１９人のスチューデント」のモニュメント

薩英戦争（１８６３年）に大敗した薩摩は、国禁を破ってまで、１８６５年、１９人の若手の藩士を英国へ留学生として派遣しました。
尊王攘夷の気風の中、彼らは屈辱の思いで出発をし、１か月間、グラバーの所有する船中で英語を習得した薩摩人の心意気と志にあふれた青春の群像です。

維新ふるさと館にて、西郷隆盛と一緒に小生（西郷ドンの軍服姿）。

鹿児島市加治屋町から、西郷隆盛、大久保利通はじめ明治の元勲が、沢山輩出しました。
明治の日本の国家の骨格は薩摩の志士が作ったといっても過言ではありません。
「薩摩のこころ、志」について、シャワーを浴びるように小生の心が洗われ、鹿児島県の熱い思いに心から共鳴しました。