2013年12月3日 (火)
民間の日中友好 中国企業家訪日団 熱烈歓迎!
11月27日に、中国名門企業家訪日団16名が、京都、五個荘に視察に来られました。
富士フィルムの会長、セブン&アイHDの社長、京セラ社長などを訪問し、1週間で東京、亀山、大阪、京都を回る強行スケジュールです。
メンバーは、1兆数千億円も商う大手の農業会社から、ゲームソフトの新進のベンチャー企業まで、年代、男女も多彩です。
まずは、近江商人の話です。
「三方よし」 パワーポイントは中国語(簡体文字)で、小生の話は日本語で、同時通訳はお馴染みのトウさんです。
世間よしの実践事例「自治会無料バス・ベレッサ号」 高齢者のライフラインを担っています。
自治会のボランティア運転、小郡市のガソリン・保険負担、ベレッサのミニバスの寄付
三者のステークホルダーの協力で成り立つ事業です。
父の家訓 チビた鉛筆 倹約、時間、精神集中 の父の生活習慣のシンボル
若いメンバーは、最初はポカーンでしたが、年配者の熱気が皆に伝染し、来日記念にチビた鉛筆が欲しい・・・ひとつづつ持って帰られました。最も安い土産でしょうね。(笑)
バスで五個荘の近江商人博物館に到着
今宿館長の歓迎の挨拶
林学芸員の説明
千両箱、家訓
近江商人のお帳場で、中国人は珍しそうに記念撮影 やはり華僑の血が騒ぐのかテンションが上がります。
近江商人の旅姿 菅笠、合羽にてんびん棒
これ結構受けました。 見かけより重いので、ヨロッ・・・大笑いでした。
次ぐ近くの観峰館 漢字、書の博物館です。
玄宗皇帝の書
中国の方々から思わず、「人類の財宝だ!!」と、興奮した声が上がりました。
世界文化遺産の避暑山荘の扁額
これはすごい!!
清代の皇帝の玉座
ここまで来ると、皆、故宮博物院に入ったようですごい!!の連発でした。
拓本の練習用になっている漢字の石碑
観峰館で謝辞を述べられる王団長
漢字文明圏を共有し、漢字がこれほど愛され、素晴らしい文化財が民間の手で慈しみ愛され、本当に嬉しいとの、感激の挨拶でした。
小生の五個荘宅で皆さんと議論
お庭で皆さん熱心に記念撮影
最後に記念の集合写真
修学旅行の旅館を出発のように、両手を振り、名残惜しく最後のお別れをしました。