2014年1月29日 (水)
近江商人の謎に迫る 日野商人の巻
NPO三方よし研究所主催の公開講座「近江商人の謎に迫る」は、1月25日の午後、滋賀県蒲生郡日野町で開催。 さすがに近江商人の発祥の地、50人近い人が参加されました。
場所は日野公民館でありました。
司会はNPOメンバーの鈴木さん(社労士)です。
NPO理事長(小生)のご挨拶 「大当番仲間の成り立ち、塗り物、醸造業などの問屋制手工業が多い日野商人の謎を教えてほしい・・・」と、さっそくお願い・・
高橋公開講座委員長(滋賀県立大)の開会の挨拶
満田良順館長(日野商人館)の「蒲生氏郷起源説の謎に挑む」
日野商人は日野椀(塗り物)を大量に作り、全国津々浦々に代理店を作り卸していった。
熱心に聴講する会員と一般参加者。 質問がいっぱい出ました。
にこやかな会員の片桐さん(桐丸工務店社長)
御礼のご挨拶 中澤副理事長 「日野商人のリアルなダイナミズムはよく判りましたが、日野商人の最大の特徴、陰徳善事(社会貢献)について聞きたかった・・・」
本郷・前理事長と談笑する岩根さん
いざ、出発 鈴木さんの勇姿
立派な日野小学校 中庭に日野商人の銅像がある
日野祭の曳山(ひきやま) 5月2-3日は、16基の曳山が登場します。
龍虎車の巨大な倉。素木(しらき)づくりの龍虎車(曳山のうち2番目に大きい)
日野祭の桟敷(さじき)窓の説明に聴き入る参加者
近江日野商人館に到着。山中兵右衛門の屋敷で、日野椀の商いで全国に支店を広げた。
満田館長、豪壮な座敷で山中兵右衛門の商いについての説明
満田館長が調査、研究された日野商人の活躍の軌跡
日野出身の矢尾喜兵衛さんが、秩父(埼玉県)で矢尾百貨店をおこし、「秩父錦」(清酒)を醸造した。辛酸辛苦し成功した彼の言葉
遠国渡世の身分は、他の商人衆とは違い、身持ち、また格別に正しくあるべし
後記
高橋公開講座委員長の尽力、中澤副理事長、各委員の活躍により、「近江商人の謎に迫る」シリーズ「第1回 日野商人編」は好評裏に終わりました。
満田館長のおかげと会員一同、心より感謝しております。
次回は、3月15日(土)午後1-4時 「五個荘商人編」が五個荘の近江商人博物館にて開催されます。(会費500円) あと、近江八幡、高島へ舞台は移ります。(5回シリーズ) ご期待ください。