2014年3月3日 (月)
ドバイから香港の訪問記 その3
先週のドバイ出張の締めくくりは、香港。
ちょうど香港にて、国際毛皮展覧会が開催されています。
ツカキ㈱では、デザイナー、MD、営業マンなど、8名がすでに香港入りをしています。
香港の繁華街、チムサッチ(尖沙咀・九龍半島)から、香港島へのフェリー乗り場です。
スター★フェリーが、シャトルのように行き交います。(片道2,5香港ドル 33円)
我々も、往復5香港ドル(66円)でフェリー利用です。
向こう岸のワンチャイ(香港島)のコンベンションセンター(見本市会場)です。
コンベンションの拡張工事(このような工事現場は、香港島の至る所にあります)
毛皮フェアの会場です。
世界中からの出品業者、バイヤーが集まります。
超高値が続いていた原皮相場は、今年は大幅に下がり、やっと一息つきました。
(原皮↓+加工賃↗)×ドル高↗=仕入れ価格は少し安くなる・・って、公式です。
ミンク相場の牽引車の中国・ロシアの景気後退と中国の贅沢品禁止令の影響でしょうか・・
香港の街角での中国の宝石小売店「周大福」です。
この宝石専門店は世界一。 中国ですでに2000店舗を有します。
バスの広告も周大福の宣伝ばかりです。
チムサッチ(尖沙咀)の繁華街です。
香港の最高級ホテル、「ザ ペニンセラ」です。
1922年に建設され、日本軍が接収した頃は、「東亜ホテル」と名付けられました。
玄関には、ロールスロイスのホテル送迎車がズラッと並びます。
ペニンセラのスーパーブランド店のアーケードです。
上から、ルイヴィトン、バンクリフ&エーペルです。
日本流に「閑散としている」かな?と危惧したのですが、相変わらず大賑わいでした。
日本の高級ホテルの地下の名店街とは、活況度が全く違います、
ペニンセラはイギリスの植民地時代からの建物で、コロニアル風で威容を誇ります。
ここの1階 ザ・ロビーから、弦楽団のワルツが聞こえてきました。
アフターヌーンティの時間です。
2階のピット(テラス)から数人の楽団員が、バイオリンなどを奏でています♪♪
ここは、古きよき時代の凝縮された時間がゴージャスに流れます・・・
香港の友人と、ペニンセラの広東料理の食事をしました。
美味しい中華料理を前に、世界を巻き込んだ商売の話に花が咲きました。
夜は更けていく・・・
我々のホテルは、ペニンセラの裏の九龍ホテル(安宿)で安心(?)し熟睡しました。
翌朝7時から朝食ミーティング。ツカキ㈱のメンバーと香港の毛皮商況の意見交換です。
原皮の値下がりが好感され、商売は順調でなによりでした。
帰りのキャセーパシフィック航空、一路、日本へ・・・
後記
なかなか有意義な出張でした。
世界の先進国は苦闘・停滞していますが、新興国の成長ぶり凄まじいですね。
世界の中で自社の成長セクター(分野)をしっかり見すえて、ともに成長したいですね。
今日は、3月3日おひなさんです。