喜左衛門ブログ:President Blog

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2014年6月16日 (月)

熱烈歓迎 中国河南省からの企業家研修

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黄河の南の河南省、印の時代から栄え、古都・洛陽があり少林寺など長い歴史のある地で、人口1億人、中国の最大の省と言えましょう。
6月13日(金)、河南の有名企業・経営者32名が当社を訪問され、熱烈歓迎をしました。
1週間の予定でソフトバンク、ソニーなど、日本の先端企業を訪問され、京都の弊社で、「日本的経営の源流 三方よし理念」を研修に来られました。

ご挨拶 小生は本日のボランティア講師です。
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小生は、日本でよかった点は聞くと、「清潔、環境問題克服、品質がいい・・・」など、活発な返事が返ってきました。
今日の人たち、士気高く、ノリがいいぞぉ (^O^)

 

通訳の蔡さん
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実に優秀な方で、経営センスがよく、日中双方のコミュニケーション力が抜群です。

 

研修団の団長さんのご挨拶
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日本の強みを実に的確に話をされました。

 

いよいよ小生の話です。(90分間)
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共通言語は漢字で、パワーポイント(中国語)、ホワイトボード(漢字)、言葉(通訳)で
互いに外国語を話している感覚は少ない・・・
中国の家訓について活発なディスカッションです。
「善事、親孝行、礼儀、損は得、自立、読書・・」ほとんど、日本と同じですよね。

 

出ました! 弊社の「長者3代の図」の掛け軸です。
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これは万国共通で、とりわけ中国は書画骨董の文化は日本と同じで、小生の話は日本の若者に対する以上に心が通じます。
「初代が刻苦勉励し、2代目が楽しみ事にふけり、3代目が乞食する。」・・の図です(下から上に見る)。
真ん中の絵…2代目のお茶の稽古(教養を積む)が、中国の2代目経営者がアメリカ留学(MBA取得)した息子とイメージが重なり、創業者の父と頭でっかちの息子との激突を想起するのか、意見が沢山ありました。
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つぎは、日本の伝統工芸の研修です。
弊社の「西陣織美術工芸あさぎ」の俵屋宗達の「風神雷神の屏風」です。
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純金の輝きはインターナショナルの興味をそそります。

名越室長の純金糸、プラチナ糸の説明です。
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正に驚嘆の世界です。

 

いよいよ、きもの体験です。
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簡単なきもの着付けに中国の人は興味津々で取り囲みます。
モデルは中国の美人経営者

 

志願したこのモデルさん、実にノリがいいのです。
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京劇のように踊りだしました。
中国の経営者の熱心なカメラ撮影会になり、思わぬ展開です (@_@;)
やはり、伝統的民族衣裳は試着体験が最も効果出来ですね。
しかし、かように爆笑のきもの体験は初めてです。

 

別家室で説明
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パワーポイントでの研修で、質問がいっぱい出た「従業員と企業との関係性(ロイヤリティー)」に関わる別家室ですので、大変に盛り上がりました。(別家とは幹部社員のOB)
今度は、中国人32名ひとりひとりと小生の記念撮影会となりました。
思わぬ展開です。

 

最後は、みんなで狭い別家室で仲良く記念撮影となりました。
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最後に小生の感謝の言葉
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弊社の家訓「積善の家に余慶あり」(積善之家必有余慶 易経より 中村不折の書)は、思想も文字も中国伝来で、我々両国は共通の文化を持ち互いに影響を与えて栄えてきました。
日本人は中国文明に深い尊敬の念をもち、日本の優れた文化に深い愛着を持っています。
互いに友情を深め、互いにいい所を学び、友好を深めて発展していきましょう。

ひとりひとりと固い握手をして名残惜しくお別れしました。
謝謝 !!