2014年10月30日 (木)
ドバイ進出記念展、京町家で大盛況
10月27-28日、京都伝統工芸を集めてイベントを開催しました。(弊社主催)
「ドバイと日本伝統工芸」のマッチングが刺激的だったのか、新聞に掲載して頂きました。
朝日新聞(10月24日西日本版)
日本経済新聞、京都新聞やテレビなどで取り上げて頂きました。
京町家TheTerminalKyotoで開催です。(弊社所有のコワーキング施設)
京都伝統工芸
ドバイ出店記念展
入口には、「日月山水図」屏風です。
室町時代の作品(重文)で「西陣織美術工芸あさぎ」(弊社)が織物で再現しました。
現代アートをしのぐモダンで大胆な構図です。
蓄光糸で織り上げ、ブラックライトで暗闇に浮かび上がる大作です。
巨大な和硝子が輝く、きものアートの作品(特殊加工)
宮殿かラグジュアリーホテルのロビーに似合うね・・の評判でした。
2階のお茶室の几帳です。
西陣織美術工芸あさぎの織物をマッチングさせました。
「大華紋図」 正倉院柄です。
大昔、中東からシルクロードを経て渡来したアラベスク文様です。
「西陣織美術工芸あさぎ」の古典柄でこのようなイスラム紋様を、今回、ドバイへお里帰りをしようという事になりました。
黄金の織物です。
尾形光琳の「紅白梅図」(国宝)の純金の打掛です。
京都では、2015年は、「琳派400年」の観光キャンペーンが始まります。
和硝子の花瓶の置物、そして座敷机、和のオブジェです。
ムスリム(イスラム教徒)の生活に合うか??
京町家のバリスタがお客様を待っています。
京都の伝統工芸品です。
金箔の鉄瓶(てつびん)
欅(けやき)の吹き漆(うるし)の上に精悍なハヤブサのMAKI-E(蒔絵)
オパールを敷き詰め漆で仕上げた現代蒔絵
プラチナを使って焼成した巨大な力作(磁器)
三島(陶器)のお茶道具
お茶道具からアラビアのティーポットに形を変えれば、このまま大人気になりそうですね。
ご来場者は、京都市の藤田副市長さん、京都府の染色工芸課さん、テレビ局、新聞社各社さん、金融関係、京都の各界の伝統工芸士、画家、音楽家、多くの方にお越しを頂き、京都の工芸サミットのような様相を呈しました。
染織新報社の吉川さん(アラベスク紋様の前で)
書家の竹本大亀先生
真っ白なスーツでカッコいい!!
紺屋の白袴(はかま)、書家(墨)の白スーツって感じもしますが・・・
弊社の京町家の長~い路地です。(京都銀行のCMみたい・・)
京の「うなぎの寝床」の京町家ですので、奥行きが60メーターあります。
この京町家、すんでんの事でマンションになるところを購入しました。
京町家の奥のお庭です。
時代物の蹲(つくばい)、灯篭(とうろう)、貴重な巨大な鞍馬の沓脱石(くつぬぎいし)
この京町家は、昭和8年頃の建築で、明治維新後、もっとも豊かに日本の伝統文化が咲き誇った時代の産物でしょうね。
日本の伝統文化、大切にしたいものです。