2015年1月14日 (水)
加賀友禅女流作家、京都で新春昼食会
きもの最高峰である加賀友禅の第32回女流作家競技会が、毎年7月に金沢で京都和装㈱(ツカキ・グループ)主催で催されます。
ここで入賞された女流作家さんを京都へお招きして、1月11日(日)に新春を祝う会が開かれました。
今年の会場は、京都の「下鴨茶寮」です。
創業は安政年間(150年前)です。
まずは、京都和装㈱の山口社長より年賀のご挨拶・・
さが美・平松達夫社長様より、祝辞と乾杯を頂戴しました。
左より、中町博史先生(審査委員長)と中庄享子先生です。
さが美様の池田部長様、中島MD様にお越しいただきました。
左より、瀬端由美子さんと、平松社長さん、松島由美先生
両手に花ですね(^O^)
山口安紀社長(京都和装)、西肇子先生、白井営業部長(京都和装)
塚本喜左衛門会長の京都ボランティアガイド(?)による「世界遺産 下鴨神社と上賀茂神社」の説明。
弥生時代に起源をさかのぼる古い神社で、平安王朝時代の葵祭は有名です。
お正月の晴れ姿 上から松島由美先生(最優秀賞)、中庄享子先生、西肇子先生、小林喜代美先生と瀬端由美子先生
女流作家の先生方はご自身の自信作品をお召しです。
全員で記念撮影です。
皆で揃って、下賀茂神社にお正月の参拝をしました。
有名なさざれ石
君が代で、千代に八千代にさざれ・・・あの「さざれ石」です。
本殿にお参りです。
上から源氏車、宮様の馬車、お籠(かご)
下鴨神社は、いつの時代も宮中とともにありました。
若水の井戸
今、超人気の甘党の「茶寮 宝泉」が下賀茂にあり、作家の先生方と一緒に行きました。
順番を待つこと小一時間。(予約は受け付け無いのです)
30人位待ったかなあ(@_@;)
出てきました・・・生菓子とお抹茶
これが、めちゃくちゃ美味しいのです。
ほどよい甘さの自然薯(じねんじょ)で、待った甲斐がありましたヽ(^o^)丿
先生方のご機嫌もいっぺんでよくなりました。(^O^)
金沢へのお帰りの途中に京都駅のエキ美術館に拝観しました。
「日本の色、四季の彩、千色家・吉岡幸雄展」が開催(1月18日まで)
東大寺の修二会の仮面舞踊など、草木染の古代の色彩などとてもエキサイティングな展示でした。
充実したひとときに、皆さん、喜んで帰途につかれました・・・
ご遠路、本当にお疲れ様でした<(_ _)>
後記
昨年の最優秀受賞作品「向こう側の時間」(松島由美先生)
ツカキ・グループニュースの表紙を飾る松島由美先生の絵柄
松島先生は、「現在につながる過去・未来の中で、向こう側の時間を表現しました。古今東西のさまざまな紋様を取り入れ、不可思議な空間を友禅にしました。」
年輩作家の多い中、中堅としてユニークな世界観でみごとに優勝されました。今年も7月に, 「第33回、加賀友禅女流作家、選抜新作競技会」が開催されます。
この競技会に選抜された20人の内、勝者(6人の受賞者)のみが来春も京都に招かれます。
創作意欲をかきたてて、受賞への執念を燃やして、挑戦されます。
優れた友禅作家の女性のハイレベルな戦いです。
加賀友禅のますますの発展に万歳ヽ(^o^)丿