2015年6月1日 (月)
山口晃さんが来宅ヽ(^。^)ノ
6月になり、緑が深くなってきました。
東京の上野の森です。
ここには芸術の森で東京国立博物館があります。
先日、ここで催された「高台寺の鳥獣戯画展」に行ってきました。
平安時代の鳥羽僧正がモダンアートの先端の口火を切りました。
話はゴロリとかわり、モダンアーチストの山口晃さんが、この土・日曜日に五個荘の拙宅に来られました。
まずは、夕食の歓迎会。後はほおずきを乾燥させたオブジェです。
山口晃さんは高名な絵描きさんですが、実にフランクで謙虚な先生です。
実は、私が4年前に購入した山口晃さんの作品が未完成で、山口さんは気になると仰って絵筆を持って追加で描きに来て頂いたのです。
五個荘の日本料理の名店「さとう」で、舌鼓を打ちながら日本酒でよもやま話が盛り上がりました。
広島市現代美術館の角学芸員さんと一緒に・・
山口晃さんは、モダンアートの画家で多くの個展をされています。
図録の「前に下がる、下を仰ぐ」・・・何のこっちゃ??
山口晃さんの絵は、俯瞰図(ふかんず)で昔の世相図を現代風に描かれるのです。
洛中洛外屏風(室町時代の京の都の図)に、黄金の雲どりがあるあの手法です。
洛中洛外図に電車が走り踏切があります(@_@;)
これぐらいで驚いてはいけません。
モダンアートなのですヽ(^。^)ノ
そういえば、山口晃さんは国宝の宇治の平等院の襖絵も描かれました。
我々夫婦と一緒に楽しい夜は更けていきます。
いよいよ五個荘の拙宅の庭の離れ座敷で、山口晃さんは創作開始です。
山口晃さんの「山崎の合戦」の作品の図録です。
天王山の合戦(秀吉VS明智光秀)、山崎の戦場に高速道路が走りすごいイマジネーションです。
これらの作品はアサヒビール大山崎山荘美術館で展示されました。
[サントリー山崎蒸留所の近隣]
実は内緒話ですが、先々月に大山崎山荘(加賀正太郎)に隣接する山荘(生々居、加賀正太郎が作った)を小生は購入しまして・・不思議なご縁です。
一心不乱に描かれる山口晃さんの画室(離れ座敷)にお邪魔しました。
大分、出来てきました・・
山口晃さんと我々夫婦はすっかり仲良くなり、拙宅の座敷で朝食をご一緒しました。
実に贅沢なひとときで、山口晃先生の格別のご好意に大感謝です。
山口晃さんのこの作品にご興味のある方は、ご連絡ください。
また、ご覧いただけま~すヽ(^。^)ノ
後記
世の中には、僥倖(おもわぬ幸運)があるものです。
山口晃さんが近江八幡でギャラリートークのために珍しく滋賀県に来られ、五個荘の拙宅にお越しを頂けたのです。
しかも絵筆を持参で加筆をして頂け、ともに、山口晃さんと2日間ご一緒に過ごさせて頂き至福の時でした。
ありがとうございました<(_ _)>