2015年7月30日 (木)
台湾商人と近江商人の交流会
7月25日(土)の夕方、台湾からの40人のお客様がありNPO三方よし研究所のメンバーと交流会をしました。
台湾の台中市にある東海大学(日本の同名の大学とは無関係)の陳介玄教授が率いる40名の企業家が、訪日されました。
実は2013年6月に同志社大学の事業承継学会の一員として私は台湾を訪問し、二年ぶりの再会です。
今回は、京セラ、PHP(松下幸之助さん)、京菓子の老舗の老松、月の桂の増田徳兵衛さんなどを尋ねられる親日家らしい研修コースです。
午前中は、弊社で出前講座(小生)&デイスカッション
「家訓」をめぐり大いに盛り上がりました。
家訓は、4文字熟語や2文字の漢字が多く互いのコミュニケーションは実にスムーズです。
漢字文明圏にある民族同士、実に濃密なディスカッションの展開でした。
ツカキは呉服問屋ですので、台湾の方は「きもの体験」を希望され、大試着大会です。(無料)
皆さん、振袖が大好きです。「可愛い!」の連発です。
壮観な台湾きもの美人軍団です(@_@;)
バスに乗って近江商人の里「五個荘」へ訪問です。
近江商人博物館が改装中(閉館)で、漢字の博物館「観峰館」を訪問です
唐の玄宗皇帝の立派な文字の拓本です。
五個荘にある観峰館は、高名な書道家・原田観峰先生が建てた習字の殿堂で、様々の漢字のお手本、筆、硯(すずり)、甲骨文 字、篆書など昔の漢字など貴重な資料が沢山ある日本屈指の漢字の博物館です。
左から団長の陳教授と観峰館の北川事務長と握手
北川さんと中国語の堪能な瀬川学芸員
陳教授のお礼の挨拶
「近江商人の里で、かような素晴らしい文化に触れられるとは驚きで、自分を高めようとする日本人の資質に敬意を払います。
台湾も自国の文化、隣国の文化をもっと大事して学びたく思います」・・と心に染み入るご挨拶でした。
記念撮影 右端が陳教授
五個荘金堂町の街並み保存地区の見学と記念撮影
塚本喜左衛門宅で座談会
拙宅の庭園・築山のカイヅカイブキ
バスで五個荘から守山市に移動
宇野宗佑さんの生家で宴会です。
滋賀県で唯一誕生した首相・・宇野宗佑さん・・・リクルート疑惑で失脚した竹下登首相の跡を受けた宇野首相。赤坂の芸者問 題で味噌をつけ、参議院選挙で大敗(自民党半減)して69日の天下で終わりました・・
お酒の醸造家で大きな屋敷内の咲蔵って近江牛の料理屋さんで宴会となりました。
台湾商人と近江商人の交流会
台湾の陳団長とNPO三方よし研究所の理事長(小生)の挨拶
プレゼンテーション、ゼン会長の話、事業成功談で感銘!
若手から中・台・日のビジネス成功の秘訣が語られ大拍手でした。
日本側から内野学さん(出前講座委員長)の傍楽(はたらく)のスピーチと台湾の友好的な「日本精神」の話題は大拍手でした 。
内野さんは、今回の日台プレゼンテーションの責任者です。
中澤副理事長の現代の近江商人・・ナカザワの世界への飛躍・・は好評でした。
古代象形文字の書道家・・竹本大亀さんのスピーチです。
裂帛の気合いで揮毫
「孝」
老いた親を子が背負う古代象形文字です。
「徳」
素晴らしい文字です。
3人の固い握手です。 左から、小生、竹本先生、陳教授
古代象形文字の「水魚の交わり」。竹本先生が揮毫に日台が署名
日本と台湾は「水と魚」切っても切れない間柄。
いつまでの仲良くしましょうヽ(^。^)ノ
トウさんと一緒に
トウさんは立命館大学の先生で、今回の企画責任者で大車輪で活躍されました。
ありがとうございました。
台湾の女性実業家と中澤副理事長
乾杯の風景
NPO三方よし研究所の三姉妹の美女
左から、田中えり子さん、若林三都子さん、池田八重さん
田中えり子さんは、会場、お食事などの責任者で大活躍でした。
ありがとうございました。
陳教授の二人の息子さんと許嫁さん
素晴らしい若者です!!
「水魚の交わり」
日本・台湾はいつもまでも仲良くしましょうねヽ(^。^)ノ