2015年8月5日 (水)
アンティーク趣味
秀吉vs光秀の天下分け目の合戦「天王山」の麓に、今回のブログの大山崎があります。
大山崎は、京都府と大阪府の境界にあり、風光明媚な名水の里で歩いて数分間にサントリーの山崎蒸留所があります。
大正時代、大阪の青年大実業家、加賀正太郎氏はこの地に「大山崎山荘」を建設しました。
彼の卓越したビジネス眼は素晴らしく、ニッカの竹鶴政孝氏へ大部分の出資を引き受けました。
後年、ニッカの株式はアサヒビールに譲渡され、その後、大山崎山荘はアサヒビール美術館となりました。
この大山崎山荘に隣接して、加賀正太郎氏が昭和11年頃、「生々居」とい小ぶりな山荘を建てました。
今年4月にこの古い建物「生々居」を、縁があって加賀家から小生はお引き受けしました。
明り取りの大きなステンドグラス
玄関からホールに至る階段
階段の柱の上にフクロウが・・
一刀彫の見事な作品です。
昭和の初期を思い出すホール
家具は、当時、加賀正太郎氏が別注で作りました。
素敵な暖炉があります。
昭和の最初、見本人として初登頂したアルプスの名峰、ユングフラウヨッホの絵があります。
安楽椅子が優雅ですね。
リビングの見事な銘木のテーブルです。
好みのいい日本間があります。
テラスからお庭の芝生が美しい・・・
シュロが見事!
緑にあふれた庭です
実は、今日はデコ菅井先生との納涼会です。(大山崎駅の近くのレストラン)
左は、家内、右は菅井英子先生
今日はあさぎ事業部のメンバーが、大山崎美術館の「モネの睡蓮」を見学して西陣織に生かそうとの勉強会です。
あさぎ事業部の3人の看板娘
にぎやかな納涼会となりました。
名越も松嶋も、飲むわ飲むわ・・・(@_@;)
後記
「生々居」は、お隣の「大山崎山荘」に比べると山小屋のように簡素ですが、時代の磨きがかかり、時が流れるのを忘れます。
是非、お遊びにお越しくださいヽ(^o^)丿