2016年3月15日 (火)
ニューヨークのスーパーとWEBの見学、NY出張記【1】
先週、ニューヨークへ3日間出張しました。 目的は、アメリカの「店舗とWEB」の見学です。
◆世界最大の小売店「ウォルマート」、売上57兆円(セブンアイとイオングループを合算した売上の4倍です)
自動レジがありますが、利用頻度は有人の10分の1か・・
売り場です。
広大なサービスカウンターですが、返品自由が原則なので持利用者は多いようです。 ウォルマートには、必ず、サブウェイが入居しています。
Eコマースの一環で、「Walmart.com」HPを見てメール注文して取りに来られる専用です。
この巨大なレジ台数でも土・日曜日は長蛇の列でこの宅配ボックスのような仕組みも好評だそうです。
日経新聞にも、西友(ウォルマート系列)の同様の記事が載っていました。
あっ今頃、西友が同じことを始めた・・・ ウォルマートは品出しの手間を省くため、売れ筋は同じ商品を山積にして安さをアピールしアメリカの田舎で無類の強さですが、都心部では品質の低さと店員の不愛想、品数の少なさで不人気で都心から店が撤退しています。 時給も今まで10ドルだったのが11ドルにしました。
◆アマゾンvsウォルマートのWEBの戦い。アマゾンはWEB売上13兆円、ウォルマートは58兆円(WEBはその数%か?)。 書籍などはもちろんアマゾンの独壇場だが、食品はウォルマートの信頼度が抜群。 アマゾンのロジ(物流センター)は圧巻だが、ウォルマートは全米に巨大店舗と冷蔵設備があり網羅し宅配も拡充。その趨勢は・・・
◆「コストコ」のカーゴ置き場です。
老人用、障害者用に買い物用電動車イスが沢山あります。
アメリカ人は障害で困っている人を見かけると。数人でワイワイと手助けします。 助けてもらった人もニコニコと「サンキュー」を連発しています\(^O^)/ コストコの売り場は、巨大倉庫のようですべてが安い、まとめ買い、大きい!!
意外に肉のさばき、ローストはオープンキッチンで見せ場にしています。
コストコ流のサービスで、ウォルマートでは見かけぬやり方で、大人気です。
◆ターゲットの延々と続くレジ台と売り場です。
ターゲットはスタバックスコーヒーと組んでいます。
ともかく買い物カーゴが巨大なのです。
◆フェアウェイで、生鮮食品が売り物です。
アイスクリームですが、安い!!
オーナーは店数を増やす気がなかったようですが多店舗になり少々悔やんでいるようです。
◆トレーダージョーです。
入り口は花の売り場で明るいイメージを作っています。
レジ風景です。
トレーダージョーはオーガニック商品に強くて、人気のある中小メーカーと手を組み、「トレーダージョー」のプライベート・ブランドとして割安に提供しています。 実に上手い!
NY都心部はホールフーズのオーガニック商品が大人気ですが、このトレーダージョーとは好対照です。
◆「シェイクシャック」 は大人気のハンバーガーショップです。
郊外型の店ですが、長蛇の列です。
ハンバーガーのダブルチーズで、トマト、レタスも新鮮で調理に工夫していますね。
肉汁たっぷりで、実に美味しくて8ドルです。 今や世の中は、バーガーが1,000円ぐらいは平気で、安くてもまずいバーガーは凋落ですね。 NYの目貫通りにも店が急拡大中ですが、いずこも大繁盛です。
◆ボノボス、これは都会派の赤いチノパンツが似合いそうな男たちのWEBショップです。 HPは実に見やすくなっています。
チノパンツ、スフトデニムなどカラー揃えが素晴らしい大人気です。 自分のパンツ丈でするときちんとお直し済で宅配してくれます。 ドレスシャツも各種あり、お洒落な若い都会好みのフォーマルジャケットもあり大人気のサイトです。 「Fit for Cartagena」というコンセプト(地方の名前)でカタログ冊子です。
試着専用のショップがNYにもありました。
切り口がWEBに向いた商品の特徴ですね \(^O^)/
NY人気の「citi byc」で、シティバンクがスポンサーで街中にステーションがあります。
◆チェルシー(地区名)にある肉屋の巨大倉庫が人気の市場になっています。
なんか古めかしい化石のようなモニュニュメント。つるつるの巨石のベンチも大人気。
チョコの店
同行した家内 (監査役) が蝶々のように・・・実はこの場所は、大人気のスポットで行列なんです・・
水道の配管から水が滝のように落ちています。
イルミネーション・・美しい
ショッピングセンターなのにテーマパークのように楽しいのです(^O^) 思わず、帽子屋さんで買ってしまいしました。\(^O^)/
万歩計は2万5千歩、歩き廻ってくたびれました(>_<)
乾杯!!
明日から、あと2日間、②、③でリポートしますのでお楽しみに。