喜左衛門ブログ:President Blog

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2016年6月27日 (月)

仙台プロジェクト、スタート!

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先週、はるばる仙台から大手工務店の会長さん御一行が、マンションの建築契約で、京都にお越しを頂きました。
大詰めの建築商談は、山崎の生々居で行いました。

山崎は、「秀吉vs光秀」の天王山の”山崎の合戦”の地で、サントリーのウィスキー蒸留所「山崎」のボトルでも有名です。
この山崎の麓にある生々居が今日の舞台で、その玄関です。    
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この生々居は、加賀正太郎氏(1888-1954、大正から昭和にかけて活躍した大阪の実業家)が昭和初期に建てた山荘で、その子孫から昨年、小生は引き受けました。    
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洋式の生々居の中で、唯一の座敷で商談と契約です。
(右端が尊敬する渡部会長)    
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場所は仙台のビジネス街、大町です。    
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「カーサヴェルデ仙台 西公園」の威容(模型)です。
地上10階建(63室)の賃貸マンションです。
ちょうど今年3月に地下鉄が開通し、大町・西公園駅の入り口へは歩いて30秒です。

契約成立、生々居のリビングで、成功を祈念して乾杯です。\(^O^)/    
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仙台の客人に、心ばかりの料理が出てきました。    
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実は仙台の工務店の渡部会長とは、大震災以来。建築が全く困難な時からの付き合いです。
地震と大津波で東北の太平洋側地帯は大被害を受け、東北の中心地の仙台市へ人口が急速に集中してきました。
震災以来5年間に、少しづつ土地を買い毎年1棟づつマンションを作り、このマンションで4棟目です。
仙台は、藤崎さん、三越さん、呉服店様に大変、ご愛顧を頂き少しでも世間のお役に立てたらと思い、賃貸マンションの建築を始めました。

せっかく京都へのご来訪で、生々居のお隣りの”アサヒビール大山崎山荘美術館”を見学です。    
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昭和の最初に完成し、加賀正太郎が愛した山荘です。
彼は、時代に先駆けた投資家で、マッサン(ニッカ)への最大の株主としても有名で、東京商科大学(現・一橋大学)から英国に留学し、若くして事業で大成功した快男児です。
蘭(らん)の栽培家としても有名で、名門ゴルフ場を先駆けて創設しました。(茨木CC)    
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美術館には、山本為三郎(アサヒビールの創業者)が応援した民芸活動のバーナードリーチ、河井寛次郎、浜田庄司などのコレクションがたくさんあります。 また、後年のコレクション、モネのスイレン、ルオーなどの作品が展示されています。

大山崎山荘、生々居の前は京都府の公園で、ハス池や、アジサイなどが咲き誇っています。     
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公園から加賀正太郎が愛した大山崎山荘のテラスが見えます。     
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仙台のカラッとした初夏と違い、京都はしとしとした梅雨時でしたが、実に美しい季節に仙台からの客人に喜んで頂きました。 \(^O^)/
ご遠路、はるばる京都までお越しを頂き、本当に有難うございました。

実は、昨年10月のツカキ経営方針発表会の懇親会を弊社の屋上、ペントハウスで挙行しましたが、この仙台チームにはご夫婦で応援に駆けつけて頂き、「東北の芋煮大会」(仙台豚 VS 米沢牛)、150人分を手作りでその場で振る舞って頂きました。
お三人様の熱意とあふれるホスピタリティー、行動力に大感謝です<(_ _)> ありがとうございました。

あとがき
4日前、イギリスの”EU離脱”が予想外に決定し、金融危機が到来の緊張感が走りました。
世の中は、一寸先は闇、心して大いに挑戦したいものです。 頑張りましょう!!