2016年7月21日 (木)
中国文明のキーワード「厚徳戴物」
7月上旬に中国から清華大学の深?校(MBAコース)のご一行が来られました。 中国からの企業家の訪日研修団です。
地方政府の助成もあるらしく、今回の人達はとりわけ熱心でした。
京都の酷暑の中、なんと皆さん、スーツ姿なのです。
日本人はクールビズ、中国人もラフな姿が多い中、皆さんのビジネススタイルはすごい気合ですね。
“家訓”のディスカッションになりました。
私は中国語が判らないので、中国の方にホワイトボードに漢字で書いて頂きました。
自分の信条、自社の社是、祖父の訓えなど、多くの方の発言がありました。 皆さん、五言絶句など、漢詩のように韻を含んでリズミカルです。
大討論会になりました(@_@) 落ち着くところは、日本的経営の”三方よし精神”でご納得頂きました。
研修団の清華大学の教授より記念品を頂き、記念撮影です。
清華大学の栄光のペン立てです。
「自強自息、厚徳戴物」 自らを向上させることを怠らず、人徳を高く保ち物事を成し遂げる。 天の運行が順序正しいように、君子は自らを向上させることを怠らない。
大地があらゆる生物を育むように、君子は人徳を高く持ち義務を成し遂げる。
北京大学と並ぶ名門の清華大学の東門の碑にこれが彫られています。
習近平も清華大学出身でこの文言を心に刻んでいるそうです。
ツカキスクエア六階にもこの額が飾っています。
中国の書聖、”王羲之”の直系の子孫の王雲翔の筆です。 多くの中国の方がこの扁額の前で写真を撮られました。
記念品の贈呈式です。
中国ナンバーワンの紙の切り細工の名人の工芸品で、中国の証明書です。
研修団全員で記念撮影
研修団旗があり、チームワークと団結はピカ一ですね\(^O^)/
別家室の見学と記念撮影
中国の方とのディスカッションは大いに学びが多いですね。 大感謝です<(_ _)>
後記
いつも元気なべスです。
生々居(大山崎町の自宅)の土木工事でもみじの大木の切り株より作ったべスの像です。
ラブラドールにするばちょっと短い耳たぶ、ずんぐりな体型、すべてべスにそっくりです。
懇意な工務店の社長が3D技術で作って頂きました。 素晴らしい出来栄えです(^O^)
我が家の玄関に座っています。
「べス、よかったなあ・・・子どもができたよ!!」 ありがとうございました。