2016年9月5日 (月)
上七軒ビアガーデンで舞妓さんと同窓会(^O^)
“上七軒”(かみひちけん)って聞いた事がありますか?
京都の舞妓さんの”五花街”(はなまち)の筆頭が上七軒、祇園甲部、祇園東(乙部)、先斗町(ぽんとちょう)、宮川町があります。
いずれも舞妓さん、歌舞練場を有し京文化をささえる花形です。
8月末の日曜日の夜、同窓でこの舞妓さんがいるビアガーデンに集いました。
金持ちはお座敷で遊ぶようですが、我々はビアガーデンで庶民的です・・・(^O^)
上七軒の歌舞練場です。毎年、春には「北野をどり」が開催されます。
京都市内の北西部にあたり、北野神社の東隣になります。
ここがビアガーデンです・・・ 舞妓の勝音さんを中心に、森口さんと辻教授
左から、大西さんとサッカー友達の富川さん、舞妓さんの尚あいさん、庄司さんご夫人
舞妓の市まりさんを後列に、左から辻先生、景山さんご夫妻
お庭の欄干の右側、板戸の奥が歌舞練場(450席)の大舞台です。
舞妓の梅ひなさんを中心に小生夫婦で・・
尚あいさんは、京都出身の16歳。
師匠のしごき、先輩のいけず(いじめ?)に耐えてけなげに頑張る尚あいちゃんに、女性陣から応援の声が上がりました。\(^O^)/
彼女が手で細工しているのはお客様の箸袋(はしふくろ)から箸置きを作っているのです。
これが、実に器用で土産に持って帰りたくなるような紙製の箸置きです。 みんなでいっしょに記念撮影!
風雅なお庭も夜は更けていきます。
大阪の庄司さんの肝いりで、大西さんのご友人や夫婦連れも多く、大阪の同窓の京都での楽しい集いになりました。舞妓さん接待の超豪華なビアガーデン、実はお一人で数千円でリーズナブルなんです。
舞妓さんの踊りの寿会(10月8~12日)にあります。
昔、豊臣秀吉が北野の大茶会を開いたおり、茶店が団子を献上したところ大いに褒められ、この団子が上七軒のトレードマークとなりました。
★★★ひとくち、舞妓知識★★★
舞妓さんは15歳から20歳くらいが適齢期(?)で、芸妓さんへの修行期間です。
芸舞妓さんは最大の祇園甲部で118人、先斗町などは100人位、上七軒は28名です。
舞妓さんの人気上昇で全国から舞妓の志願者が増え、過去続いた減少傾向に歯止めがかかりました。
舞妓さんは、携帯電話は禁止でハンマーで叩き割って(?)、未練を切ったそうです。
だから、浮世の同級生とは一旦、縁が切れて、芸に集中するのだそうです。
マクドナルドも禁止で、この道に入るのは相当の覚悟が必要です。
キビシイ・・・(>_<) だから、現代っ子でありながら、京都の芸事、花街の伝統、しきたりがきちんと守れるのでしょうね。