2016年10月4日 (火)
「志と理念」を深める交流会。ヽ(^。^)ノ
今週の日曜日、4名のタフガイが五個荘の拙宅を訪問しました。
迎えるのは、NPO三方よし研究所の精鋭3名。
まず、4名のタフガイと初対面です。
左から、内野さん(NPO理事、出前講座委員長)
客人のタフガイ4名、河原さん、利岡さん、下所さん、塩野さん
右端は、田中えり子さん(NPO理事、例会委員長)
彼らのキャリアが・・・求道精神に満ちているのです。
松下政経塾、MBAコースで経営修士取得など・・ただ者では無いのです。
「志を極め、理念と追求する」って、剣豪・宮本武蔵のストイックな求道者のイメージが
あるじゃないですか\(^O^)/
彼らは、横浜、神戸、熊本、沖縄から集まったそうです。
いよいよ拙宅に入られました。
前日は、松下資料館、裏千家、石門心学を追及し理念を研究してこられ、今日は五個荘で三方よしについて探求されるのだそうです。
なんか”巌流島の決闘”のような緊迫した雰囲気なってきました。
互いに自己紹介と自分の志について語られました。
前日、滋賀県立 近江八幡商業高校の課外活動(近江商人の行商体験隊30名)の報告会に、NPO三方よし研究所から内野さん、田中さん、片桐さんの3名がコメンター役で参加しました。
生徒さんの一週間に及ぶ「近江商人を学ぶ行商バスツアー」の過酷さに感動した話をする田中えり子さん(NPO)です。
小生は、”近江商人と三方よし”の話をさせて頂きました。
創業者の三代目喜左衛門夫婦・・・拙宅では神様みたいな存在です。
続く各代の夫婦
過去に学び、時代の転換期(明治維新、関東大震災と金融恐慌、第2次世界大戦など)の人間模様と人間の本性、その中でいかに事業の継続を図るか・・・が事業継続のテーマです。
「長者の鑑」の掛け軸の写真をとる利岡さん
盛り上がる話題は、「オヤジのちびた鉛筆」です。
正に親父の生きた”家訓”・・倹約、集中力、早起きの生活習慣、時間を大切に、ルーティンが精神力を高め安定化する・・・
色々な意見が出ました。
近江商人屋敷(拙宅)をワンダ―ランド探検
小生にとっては何の変哲もない日常風景ですが、彼らにとって江戸時代のような、「おしん」の世界のような・・異質な体験かもしれません。
離れ座敷で庭を見ながら座談会・・これってとっても盛り上がりました。
4名の宮本武蔵のような求道のタフガイは、帰途につかれました。
我々NPOは、「巌流島の決闘」では返り討ちにあうのではと心配をしていましたが、非常に和気あいあいとした意見交流の中で色々と学び合うことが多くて幸せなひとときでした。
彼らは、昨日の京都では、「松下幸之助、千利休、石田梅岩」の結晶化された「志と理念」の議論。今日の近江商人発祥の地・五個荘では、土臭い生活習慣にもとづく研ぎ澄まされた三方よし精神の実践がテーマでした。
タフガイ4名とNPO男女3名の議論は、楽しく実に有意義なひとときでした。
友あり、遠方より来る・・・ありがとうございました。
いつまでも、友でいようね。ヽ(^。^)ノ