2016年11月28日 (月)
中国の至宝、「故宮博物院」を見学\(^O^)/【その3】
台湾の最終日(先週の日曜日)に台北市(たいぺい)の見学をしました。
まずは、忠烈祠(ちゅうれつし)を参拝
昔、ここは台湾護国神社がここにあり、跡地に1969年に国民革命忠烈祠を創建。
辛亥革命(1912年、清王朝が打倒され中華民国となる)、日中戦争で戦没した33万人の英霊を祀っています。
儀仗兵(ぎじょうへい)の交代
陸海空の軍より選抜された兵士が1時間交代で大門と大殿を護っています。
イケメンで175~195センチ、体重65キロ±1キロが基準だそうです。
女性が昂奮して写真を撮りまくっていました。
日本と中華民国(台湾)とは国交がありません。
田中角栄首相が1972年に北京と訪問し、「中国はひとつ」という主張に沿って日中国交正常化を果たし、同時に中華民国(台湾)とは断交しました。
田中角栄は中国では偉人ですが、台湾では裏切り者ですね。
でも、台湾と日本とは経済交流が盛んで民間人同士は仲良しですね。
故宮博物院の玄関の孫文(中山)の銅像です。
孫文は辛亥革命を起こし中国革命の父と言われ、中華民国では「国父」と呼ばれています。
中華人民共和国では近代革命の先人として位置づけ、最近では「国父」と呼ばれています。
両国に共通の偉人は孫文だけでしょうね・・・
これが中国の精華といわれる翡翠(ひすい)の白菜です。
皇帝に皇后が嫁ぐとき、必ず、この白菜を持って行ったそうです。
翡翠の玉の中に、緑、白、黄色が混じり、その色を白菜の彫り物の中にいかに際立たせるように彫るか、本当に芸術品ですね。
翡翠の衝立。(ついたて)
中国から日本が持ち帰った翡翠の衝立を、昭和天皇が中国に返還されました。
古代の銅器です。
この銅器の水盤に彫られた文字は、条約文が刻まれています。
銅器は、互いの誓詞を刻んで約束を果たす役割をしたのでしょうね。
陶磁器です。
ザクロのお皿、種が多くて子孫繁栄
桃のツボ、中国人は「桃源郷」・・あこがれの世界は桃ですねぇ・・
金属の花さしを載せた象の白磁
巨大な完璧の珊瑚の「拝見」(珊瑚を自然なまま採取した置物)
皇帝の家具
素晴らしい美術品で、青銅器、玉器、陶磁器、仏像、書画、文献、皇帝の文具、玩具など
60万点あるそうです。ヽ(^。^)ノ
小龍包(しょうろんぽう)の名店、「鼎泰豊」(ディンタイフォン)の本店に来ました。
昼時で1時間待ちの行列です。
運よく20分待ちで入れました。
職人さんが数十人で出来立てを作っています。
美味しいなあ・・北野先生、片桐さん、藍水さん
「鼎泰豊」の壁紙にワンコの写真があったので思わずパチリ!
かくして、桃園空港(台北)に駆け込み、飛行機で無事帰国しました。
自宅に帰ったら、深夜でした。
NPO三方よし研究所の皆様、ご苦労様でした。
追記
北野加代子副理事長と瓜二つの人が台北にいました。
高級民芸品店のオーナー社長のようですが、北野さんもびっくりするくらいよく似ていました。(@_@;)
世界には同じ顔の人が3人いると言いますがホントですね。