2017年1月12日 (木)
伊勢神宮に早朝参拝
成人の日の連休に、一家9人でお伊勢さんに詣でました。
近鉄特急「しまかぜ」で出発、孫たちは有頂天になっています。
食堂車や個室があり、座席は1号車1番、つまり運転席の後ろの展望車で大はしゃぎです。
この座席、取るのが大変だったようで・・・
近鉄宇治山田駅。1930年に建設され伊勢神宮参拝の駅で貴賓室があり、天皇と皇族、総理大臣の正月恒例の伊勢神宮参拝の乗降駅となっています。
我々一家9名の宿舎は境内にある伊勢神宮会館です。
実に快適ですが、風呂とトイレは共同で信徒用の宿泊設備です。
門松に「蘇民将来の子孫」の御札が掛かっています。
スサノオ(天照大神の弟)を祀る神社で出すお札で、魔除けになります。
外宮(げぐう)参拝です。
伊勢神宮の御神酒はすべて白鷹です。(兵庫県の灘の清酒)
小生の姉が辰馬家(白鷹の酒造家)に嫁ぎ、これもご縁でしょうね・・
せんぐう会館に行き、伊勢神宮の20年位一度の遷宮について学びました。
夜に、神宮会館の前にあるおかげ横丁に行きました。
白鷹の店もあり、甘酒を頂きました。
◆いよいよ2日目、早朝参拝です。
まだ薄暗い内宮の鳥居です。
宇治橋を渡り五十鈴川で清めます。
深い森の伊勢神宮の境内に125の社があります。
昨年5月、伊勢サミットで各国首脳(G7)は安倍首相の案内で伊勢神宮へ参拝しました。
伊勢神宮の静謐(せいひつ)の中、自然と一体となった日本の信仰の在り方に、各国首脳は日本への深い敬意と共感をもたれたようです。
内宮の正殿に感謝の参拝し、荒祭宮には家族の幸せと商売繁盛を祈願しました。
五十鈴川の宇治橋に戻ったころは少し太陽が見えてきました。
ご来光・・・内宮の鳥居の中からすさましい燦々とした太陽が昇ってきました。
突然の余りの光量に参拝者からどよめきがおこり、一気に宇治橋界隈が明るくなりました。
ポスター;御木曳行事(木曽から用材を切り出し運ぶ)と遷宮が成った内宮
神宮美術館と農業館を見学しました。
おかげ横丁に戻ってきました。
すごい人手で、まるでディズニーランドのような盛り上がりです。
伊勢神宮の境内は広大で、東京の世田谷区と同じ大きさだそうです。
◆徳力富吉郎(1902-2000年)さんは有名な版画家ですが、伊勢とはなじみが深く多くの作品があります。
内宮の大鳥居から宇治橋を渡るところです。
内宮と外宮です。
伊勢神宮のシンボルのニワトリです。
徳力富吉郎さんは、いつもお世話になっている徳力道孝さんの父君です。
西本願寺の絵所を預かる家系で12代目として生まれ、棟方志功ら多くの芸術家と交友が深く、多くの文化功労賞や勲章を受章され、親しみやすい多くの作品があります。
早朝参拝で家族がさらに仲良くなり、とっても実りの多い伊勢参りでした。