2017年1月25日 (水)
ニューヨークめぐり・・・その2
昨日のブログは、トランプ大統領の就任の話題でした。
今回のNY出張の目的は、トランプ後のアメリカ経済の変化、アメリカの消費社会の潮流を勉強するためです。
実は、もう一つあり、マンハッタン島を中心したNY市の都市開発です。
まずは・・飛行機で大阪伊丹―成田空港に行き、NYのJFK空港の旅は快適でした。
これが話題のNYの開発エリア。ヘタクソな私の地図ですねぇ・・(;^ω^)
この話、NYを知るうえでかなり大事な点なんですよ・・・ホンマでっせ・・
① ダンボ地区
ブルックリンの東側、イーストリバー沿いのエリアです。
ここは倉庫街で昔の汽車の引き込み線のレールの跡です。
リバーサイドの倉庫街です。
この一角のレンガ建てのビルが、「WEST ELM]というホームファッション(家具)の店に変わっており人気店です。
このエリアは今、一番有望ですね。
② グランドゼロの再開発
言わずと知れた9.11のテロ現場。
テロから早や16年・・・色々なメモリアルなアートがあります。
巨大なモニュメント・・中は、地下鉄数本の駅、ショッピングセンター、美術館など
ここはNYの再開発地域では、シンボリックで熱いエリアです。
テロ現場近くの「ブルックフィールド」(ショッピングセンターと上階はオフィス)
このイルミネーションのコートは、昔、野村証券NYが数千人の社員がいたビルです。
野村証券は8番街50丁目あたりのミッドタウンに引っ越しをしました。
ハドソンリバー沿いのアイススケートリンクです。
このエリアの変貌ぶりには驚かされます。
③ チェルシーです。
有名なチェルシー・マーケットです。
この地区は、昔は食肉の倉庫街でした。
昔のセピア色の写真
切りっぱなしの水道管から水が轟音をたてて流れます。
これもアートですね。
マーケットの人気店、FatWitchです。
古い巨大倉庫のはずが、なかなかロマンティックですね。
チェルシーは多くのロマンを秘めています。
④ ソーホー
Huseton通りの南側をSOHO(サウス・ハウストン)と言います。
ソーホーは昔はうらぶれた倉庫街で、最初はアーチストの創作の根城となり、広々としたショップとなりました。
いまでは、アーチストはもっと安い場所に引っ越し、今やソーホーは大ブランド街となりました。
キャスト・アイアン(昔の鋳物の鋼鉄の柱)が並ぶクラッシックな壮麗な建物
実はルイヴィトンの店です。
こういった時代物のキャストアイアンの多数の建物はNYの指定文化財となっています。
ソーホーの昔を知る人は、今の人気ぶりに驚かれるでしょうね。
⑤ イーストサイド
セントラルパークの東側で、昔はNYの富裕層が住む最高立地でした。
セントラルパークです。岩盤が見え、マンハッタンの地盤が強固なのがよく判ります。
公園の前のプラザです。(昔はホテルで、今は最高級のマンションです。)
昔、ここで、「プラザ合意」がなされた有名な場所です。
⑥ 5番街57丁目
ここは、銀座4丁目(銀座のど真ん中)のような場所です。
そうです。トランプタワーです。
トランプタワーのお隣のティファニー本店のウィンドウです。
五番街のサックスフィフスアベニュー(百貨店)で、1階売り場と4階の毛皮サロンです。
五番街はどんどんカジュアルな店が増えてきて昔の風格は変化しました。
上は「GAP」の店、下は「ユニクロ」の巨大な店
壮麗な五番街の教会です。
追記
夜に時間があったのでMOMA(現代美術館、ユニクロのすぐ近く)に行きました。
MOMAの5階は、世界の名画が惜しみなく展示されて圧倒されます。
これが、撮影自由なのです。
マチス
シャガール
ピカソ
ゴッホ
MOMAは素晴らしく小生に色々なインスプレーションとアイデアをくれました。
頑張るぞぉヽ(^。^)ノ