2017年5月9日 (火)
五個荘にゴールデンウィークに帰りました。
近江の五個荘は町並み保存地区で昔ながらの静かな町です。
メーンストリートの寺前通りです。
五個荘金堂町のこの界隈は倉敷でいう美観地区ですが大観光地の倉敷と田舎の五個荘では人通りが百倍違います。
馬場にある安福寺です。
お盆にこの堂内に地獄絵が掛けられ、子供心に恐怖でした。
大人が悪い子に教育上脅しつけたのですが、小生も夢の中に地獄図が登場して夜な夜なうなされました。
同じように苦しい思い出を語る人が多く、これは教育上ホンマによくないですよね!!(>_<)
弘誓寺さんの広大な境内です。
この庫裏で日曜日の夜、幻灯機で仏さんの楽しい物語が映写されました。
村の子供が15人位集まって坊さんに映写して頂き、お寺の奥さんにおやつを出して頂き、TVの無い時代の貴重な子供の娯楽でした。(^O^)
お寺の前の川には巨大なコイが沢山泳いでいます。
近江商人博物館を訪れました。
左から、河合館長さん、福井さん、上平さん(共に学芸員さん)
「近江商人」の外国人向けのパンフレット(英文、中文)を作られるので小生も協力しております。
外国人目線からの近江商人論議は有意義なひとときでした。
小生も昔の近江商人になって、ハイパチリ!
近江商人屋敷「外村宇兵衛邸」を訪問しました。
なつかしい生活用具の色々です。(^O^)
台所の天井にある巨大な鯉のぼりです。
実は、これは紙製なのです。
昔の人は、大福帳などをほぐして和紙を張り合わして鯉のぼりをつくり彩色をしました。
鯉の裏側は、大福帳の墨の文字が色々と書いてあるそうです。
昔の武者人形はドラマティックな飾りでストーリーがありますね。
義経と弁慶、坂田の金時・・・
近江商人の銅像、小生の同級生の文ちゃんが寄贈しました。
文ちゃんはエライ!!!
左が拙宅、右が外村宇兵衛邸(御幸毛織の初代社長)
拙宅の玄関、庭へ行く中門です。
庭の主は貝塚伊吹の巨木です。
井桁の井戸、珍しい砂岩の灯篭です。
砂岩は風化してだんだんボロボロになってきました。
台所の「おくどさん」です。
小さいときは台所は絶好の遊び場でした。
風呂場のタイル、富士山と水車、私のオヤジは銭湯に憧れたのか・・・?
昔の文庫蔵です。
昔の道具
我が家の家宝
・長者三代の鑑
・家訓;積善の家に余慶あり(よい行いを積む家には子孫に幸せがある)
五個荘の家には子供頃の思い出がぎっしりつまった玉手箱です。
故郷は私の宝物です。