世界に羽ばたく「三方よし」

先週、韓国より経済団体の幹部の方々が来社されました。
韓国の大手企業系列の中小企業の社長さん方の勉強会です。

今、韓国は、サムソンなど世界企業の超大手メーカーと、一方、多くの中小企業の２元構造になっています。
課題は中小企業の底上げと後継者問題です。
・・・我が国と全く同じですね・・・

韓国では20年くらい前、日本研修が盛んで、松下電器、シャープなどへ盛んに研修に来日されてしました。
反日運動があったり、また、韓国の高度成長の中で訪日研修は下火になりました。
そして、再び日本を再発見しようという気運が盛り上がってきました。
「日本の長寿企業への関心」、「家族企業の後継者教育」、「東洋的な“三方よし”」の共感がポイントのようです。議論は深まり、共通認識が深まりました。

弊社の「積善の家の必ず余慶あり」の家訓の額のもとで記念撮影をしました。

韓国経済団体メンバーは東大卒など知的水準が高く、日本語通も多く和気あいあいとした友好的ミーティングでした。
韓国の人たちは、早くから彦根の岩根専務理事（三方よし研究所）と交流されたり、近江商人の発祥の地・五個荘を事前見学されたり、幹部の方々の事前調査は完ぺきでした。
これからの日韓の交流を約束してお帰りになりました。

ツカキスクエアの玄関前で固い握手をして記念撮影をしました。