2017年9月25日 (月)
古代象形絵文字の作家、竹本大亀先生の披露パーティー
竹本大亀先生の45周年の作品展が松尾大社で開催されました。
宮司さんの祝辞、竹本大亀先生との長い歴史を感じる素晴らしいお話でした。
竹本大亀先生の45年間の感謝のスピーチ
松尾大社の「神使え(神様の眷属)」は、亀と鯉だそうです。(お稲荷さんはキツネさん、天神さんは牛さんのように・・)
竹本大亀先生は、松尾大社の亀さんとは大いなるつながりがあるそうです。
大亀先生は、記念の揮毫をされました。
いつもの裂ぱくの気合に始まる揮毫とは異なり、松尾大社の邦楽の静かなリズムに合わせて流れるような揮毫でした。
草書の「愛」と古代象形文字の「愛」です。
出来上がりました。
作品「愛」です。
上は草書、下が古代象形文字。
竹本大亀先生は優しいお人柄で多くの弟子、ファンがおられます。
スタイリッシュの伊達男で女性のファンはあまたしれず・・・
主催の在日フランス商工会のご挨拶
竹本先生の揮毫の「愛」を前に記念撮影
フランスに出品される作品の前で・・・「拂」(はらう;払う)という古代象形絵文字です。
竹本先生がフランスの画家ミロに触発され、古代象形文字に三原色の彩色をされています。
フランス人に大好評で竹本先生は古代象形文字(漢字)で世界へ飛躍・・
後記
数年前、中国の寧波(ニンポー)から30人位の友好団が訪日し、NPO三方よし研究所のメンバーと重森三玲旧宅(招喜庵;築300年)にて歓迎会をしました。
その時、中国・日本の60人ほどが見守る中、古代象形文字で「日中友好」4文字を巨大な和紙の上に竹本先生が揮毫しようというのです。
竹本先生は、「友好」の文字に託された象形文字(漢字)の古代からの人類の意味・情念を熱く語られました。
古代象形文字が書きあがった瞬間、大拍手が沸き起こり、日中双方が抱き合って喜び、感激的な盛り上がりとなりました。
アートと両国共通の文化が花開いた一瞬でした。
竹本大亀先生の偉大さを思い知ったひとときでした。