全国の文化財を保存しましょう！！

先週末に名古屋で「全国登録文化財所有者の会」（略称；登文会）が開催されました。
今回は、秋田、群馬、東京、愛知、京都、大阪、和歌山の７つの登文会が参加です。
（小生は京都の会長を拝命しています）

会場は、名古屋の金城学院です。

金城学院はミッション系の女子学園の名門だそうです。
生徒さんは、全員、セーラー服でとても清楚です(^^)

特に栄光館は、昭和１１年に落成し建物はスパニッシュミッション建築です。
戦争の空襲で被害を受け、それでも寄付金で大改修したそうです。

栄光館の正面階段のステンドグラスはまばゆいですね。

文化財の解説は名古屋・登文会の建築士さんです。

金城学院の創立メンバーの写真を前に熱く語られました。

礼拝室のステンドグラス

講堂の舞台とパイプオルガンです。

金城学院の女生徒さんが演奏してくれました。

金城学院の校章です。

十字架に白百合だそうです。

文化庁の西さんのご挨拶

講演会は佐滝先生です。下は、発刊されたばかりの先生の著書です。

登録文化財は全国で１万３０００件あるそうですが、佐滝先生は９０００件は見て回られた生き字引です。

講演会後、文化庁の西さんがご意見

あと、参加した全国７つの登文会よりパネラディスカッションです。

名古屋の登文会の秋の愛知県登録文化財の建物特別公開の案内パンフレットです。

会員は、修理代の負担、固定資産税、相続税などで苦心惨憺をしています。
都市部では文化財の商業利用が進み、うまく生かされています。
地方では人口過疎に悩み、修理もままならず、大変です。
文化庁も税の軽減は国税庁との調整があり中々難しいようですね。
京都に文化庁が移転してきます。
我々も頑張らなくては！！

2017年10月16日の中日新聞に紹介されました。