2017年10月27日 (金)
ニューヨーク奮闘記。 その2
さて、NYの2日目、専門店・百貨店の見学と金融関係を訪問しました。
サックス・フィフス・アベニュー(NYで一番人気の百貨店)のウインドウ
豪華な売り場・・・新宿伊勢丹さんとちょっと似ていますね。
化粧品の売り場では、いきなりオペラが始まりました。
5番街57丁目のトランプタワーの周辺ですが、ポリスが沢山いていまだに警戒厳重です。
トランプタワーのお隣、ティファニー本店のウィンドゥです。
今年はユニークですね。
上は視力検査のようで、下はレントゲン写真にティファニーの宝石です。
5番街のMOMAの近くのユニクロの超メガストアです。
ユニクロの世界戦略はここを拠点に進行しています。
JPモルガンチェース銀行のビルです。
このあたりはまるでモルガン村のようです。
・ここの大手邦銀を訪問しました。
トランプ政権の税制改革、金融規制の緩和、オバマケアの縮小など、アメリカにとっての真剣な話題です。
トランプ政権の公約の実行度について論議・・これはアメリカの明日を占う重要なことですね。
・某証券会社のアナリスト、日本のTV経済番組でおなじみの尾坂さんです。
1896年からのアメリカの株価の推移・・ウォーレンバフェットは「100年後にはNYダウは100万ドルになっている」との予言(アメリカの株価、現状は2万3千ドル)
アメリカの株価を過去110年前から未来100年後について論議するのは初めてです。
非常にエキサィテイングなひとときでした。
ロックフェラーセンターのスケート場です。金の像はメビウスです。
屋外の公園にこの有名なスケート場があり、NY市民は楽しく滑っています。
・8番街にある日本最大手の証券会社のビルです。
ここでは、株価動向を読むときに、「先行指標に最注目し、現状指標はほどほどに、遅行指標はあえて無視する」というコツを教わりました。
企業の先行きを見るとき、「業界の成長の公式を考え、その変数を注目するとその企業の先行きが見える」・・・これは目からウロコでした。
「NYはウーバー(シェアカー)が伸してきて、イエローキャブ(タクシー)が衰退」・・と聞きましたが、イエローキャブはどれも満車で一向につかまりません。
そこで、地下鉄で移動しました。
地下鉄は満員で、ゴォーというけたたましい騒音で、しかもよく揺れるのです。
地下鉄の改札あたりにショップが沢山あります。
夜は、旨い寿司屋で甥(おい)達と楽しく過ごしました。
アフロヘアは黒田卓也君。彼は、ブルーノート(ジャズ)の専属トランぺッターで活躍中です。
この後、若者と一緒にバードランド(ジャズ)に行きました。
ロン・カーターです。ジャズ界では超有名はチェロ奏者です。
ピアノはドナルド・ヴェガ、ギターはラッセル・マローンという豪華トリオです。
横で黒田卓也君の解説を聞きながらのジャズ鑑賞は豪華なひと時でした。
◆悲惨な帰途・・・
楽しいNYの2日間はすぎ、いよいよ土・日曜日で帰国です。
NY(JFK)から成田空港までは順調で、翌日・日曜日の午後2時に成田に着陸しましたが、日本は台風の真只中です。
成田→伊丹(大阪空港)便にこんな通告がありました。
台風の影響で、「成田を離陸しても場合により伊丹に行かずに関西空港へ着陸か、成田に逆戻りになるかご承知ください」と言っています。
成田の国内線飛行機の中で長く待たされた結果、伊丹は強風で機長の判断により欠航となりました。
・・・で、バスで成田から東京駅に着いたのは午後9時。
新幹線に乗り、京都へ向かいました。
ところが、新幹線は台風のためトンネルは漏水、停電などが相次ぎ、東京を午後9時に出発し京都に到着したのは、翌日の月曜日の午前7時半。
なんと10時間半も新幹線の中で、ほぼ満席ののぞみは夜行列車となり、販売カートは2台とも完売。空っぽのカートとなりました。
飛行機の13時間で日付変更線を越え、のぞみの10時間で日付変更をし、合計34時間の長旅でありました。トホホホ・・・
それでもまあ無事に月曜日の午前7時40分、会社に出勤。定時に間に合いよかった、よかった・・・
アンラッキーをラッキーに変え、小生は元気に仕事をしております。ヽ(^。^)ノ
ぐだぐだ話にお付き合い頂きありがとうございました<(_ _)>