2017年11月17日 (金)
秋が深まりいく大山崎
大山崎は紅葉の名所。
昔、秀吉と光秀が天下分け目の合戦をした天王山の山すそが大山崎です。
この戦さの事を“山崎の合戦”ともいいますね。
“山崎“というとサントリーの銘酒 “山崎” は、サントリー山崎蒸留所で醸成されたもので、今や大人気銘柄で “幻の山崎” となりました。
この地は、阪急電車の大山崎駅、JRの山崎駅から歩いて数分間です。
少し山手へ歩いて文化財のレンガつくりのトンネルをくぐると、大山崎山荘のある公園に来ます。
もう紅葉が始まっています。
モネの睡蓮の池のようですね。
この公園は京都府立の広大な府民の憩いの場所です。
公園の奥に大山崎山荘(アサヒビール美術館)があります。
この巨大なアンテークな山荘は、大正時代に加賀正太郎が別荘として設計した英国風の山荘です。
加賀正太郎は、加賀證券の息子として生まれ、大正時代に東京商大(現・一橋大学)を出てすぐに英国留学をします。そして、帰国後、多方面で活躍した実業家です。
加賀正太郎が晩年、弟の為に設計したのが同じ敷地にる“生々居”です。
3年前、京都府から声が掛かり、私はこの古い建物(生々居)をお引き受けしました。
暖炉やステンドグラスがあり、小ぶりな落ち着いた英国風の山荘です。
家内がすっかり気に入り、休日に団欒しています。
息子夫婦もこの地が好きになり、生々居お隣に住んでいます。
アサヒビール大山崎山荘美術館は、モネの睡蓮や多くの美術品を収蔵し、色々な企画展をしています。
この地は、美術愛好家や、天王山のハイカーや、近くの聴竹居(重文)、待庵(千利休の茶室、国宝)など文化財が多く、たくさんの人でにぎわっています。
また、お遊びにお越しくださいヽ(^。^)ノ