喜左衛門ブログ:President Blog

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2017年11月28日 (火)

2017. ファーデザインコンテスト開催

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11月22日、日本毛皮協会主催で時事通信ホール(銀座)で毛皮ショーが行われました。

後援は、経済産業省、カナダ大使館、デンマーク大使館です。

小生は永年、コンテスト委員長を拝命しており、弊社の東京店で羽織袴の正装に着替えました。

委員長の開会の挨拶
「今年も、全国の服飾専門学校から2200点の応募があり、厳正な審査で20点が選ばれ、デザイナー本人のプレゼンテーションを経て、いよいよショー形式での最終審査です。
協会員(毛皮メーカー)が北海道から、四国、九州までの全国のデザイン学校に”毛皮素材セミナー”を実施して参りました。」

服部理事長の言葉があり、華々しくショーが始まりました。

見せられないものを覆い隠すモザイク処理をインスピレーションにしたユニークな作品

 

木を表現し、自然の力強さ、温もりを表現

海外から多くの来賓が来られました。
ケリーさんからの祝辞です。


司会進行は日本語と英語でスムーズに進みます。

ショーのあと審査が行われ、いよいよ表彰式です。
★香港毛皮業協会からの表彰・・・賞金と香港ファーフェアへのご招待

★コペンハーゲン・ファー賞・・・デンマークのデザインスタジオにご招待

★NAFA(北米毛皮協会)賞は、カナダ大使館の商務官から授賞。賞金とカナダスタジオ招待

★ブラックグラマ賞は、賞金とミンクジャケットがプレゼントです。



原田一輝さんの作品で「ベルリンの壁」崩壊の自由と平和への希望と情熱をテーマにしました。

★サガ賞は、森岡祐衣さんの作品です。


スケボーを持った毛皮大好きな若者が登場です。
森岡さんは昨年も入賞し再挑戦しました。(大阪モード学園の学生さん)

★いよいよグランプリの発表です。
コンテスト委員長(小生)より、賞金50万円と表彰状の授与です。
栄冠は近藤雄元君です。

フォックスをたっぷり使った本格的コートです。
この作品は審査でダントツの評点を獲得しました。

審査員の講評です。

左から、坂部、村上、馬場審査委員長、ジェエ・ジェンファン、柳(敬称略)
各作品のレベルの高さに絶賛でした。

ショーのあとホワイエで、デザイナー、審査員を交えてレセプションです。
JFA(日本毛皮協会)の若手理事の面々と・・江上さん、見越副理事長、小生

ツカキ㈱の小川MD、高田デザイナー

服部理事長(ニチロ毛皮社長)

久保副理事長(日進毛皮社長)と小生

受賞作品が勢ぞろいしました。

後記
毎年恒例で小生はファーデザインコンテスト委員長を拝命して、愚ブログで入賞作品を紹介しております。
ツカキ㈱は、1975年に創業した頃、社名は塚喜毛皮㈱といい、後年、宝石を扱い社名変更しました。
小生の事業への情熱の源は毛皮にあり、この大役を栄誉に思いご恩返しのつもりでお引き受けしております。
毛皮協会員一同の情熱、服飾学校・学生さんのご尽力、ご支援頂いている経産省、各国大使館、関係団体に本当に感謝しております。
ありがとうございます!!