喜左衛門ブログ:President Blog

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2018年5月1日 (火)

水と豊かな緑、山中温泉はいい気分でした。

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先週の日曜日、加賀市の山中温泉に家内と車で行っていました。
定宿のかよう亭でお世話になりました。

ここ18年間、亭主の上口昌徳ご夫妻がいつも温かく迎えてくださいます。
山中温泉の魅力は、いい湯、水と緑、厚い人情、香しい伝統文化、美味しい山菜と海の幸(橋立港)、旨い地酒・・
ともかくいいところです。

東山神社・・木地師(漆器の土台作り)の神様である惟喬(これたか)親王を祀っています。

この町には木地師の人間国宝の川北良三氏や多くの山中漆塗りの名人がいます。
俳句の熱心な地域でここは芭蕉堂、句碑が沢山あります。

山中は昔から文化人が多く集まりました。
松尾芭蕉が長逗留したり、魯山人が九谷焼を気に入りここに窯(かま)を作ったりしました。

多くの杉の木が伸びています。

大聖寺川の豊富な水量が音を立てて流れています。

幻想的な橋が架かっています。

苔の壁とシダの屋根のあり豊潤な水がしたたっています。

緑とオゾンがあふれる清流です。

1991年に草月流三代目家元・勅使河原宏によってデザインされたS字型のユニークは「あやとり橋」

童心に帰る可愛い橋ですね。!(^^)!

 

苔の道が続きます。

ヒノキゴケ、イタチの尻尾のような風情です。

ムチムチとしたムチゴケ

ムクムクゴケ

あっ、トカゲがいました。

散歩の外人さんが、「シッー(静かに・・)」というので、見るとヘビさんが散歩中です。

2分間ほど、ヘビさんに道を譲っていたら苔の穴に消えました。

怖いって?、渓流で見ると全く自然で、神々しくさえ見えますね・・・
シダが繁茂しています。

さて翌朝は、かよう亭自慢の「日本一の朝食」です。
簡素ですが、心がこもっています。
仲居さんが目の前でハタハタを焼いてくれ海苔も絶品です。

湯豆腐が旨い。

アツアツのだし巻き卵、あおさの味噌汁

かよう亭の別館の森のカフェ「東山ボヌール」のレモンスカッシュ

温泉町らしい山中座・・漆芸の極みで建物と山中節の踊りの舞台、
お風呂も山中座の中にあり醍醐味は満点です。

ここは、清流のメッカだけに名水で松浦酒造は、地元の造り酒屋のエースです。
「獅子の里」、「愛山(あいやま)」など名酒です。

清流れに温泉町らしい雅なお席がしつらえています。

是非、加賀温泉郷の山中温泉にお越しください。
豊かな自然といいお湯と伝統文化が息づいた町です。\(^^)/