2018年5月8日 (火)
五月の連休、故郷“五個荘”にて家族で楽しかった!
◆ここは、五個荘の隣町、安土(あづち)です。
そう、織田信長の安土城址です。
壮大な安土城の石垣の大手門への階段が続きます。
“石仏”が階段の踏み石に使われています。
信長にとって「比叡山の延暦寺」は天敵(後に焼き討ち)、浄土真宗は一揆に手を焼き(後に大坂の石山本願寺を攻め落とす)、この石仏への仕打ちは信長の宗教観が伝わってきます。
ここは、豊臣秀吉の屋敷跡です。
さすが、巧者、秀吉は大手門の入口の楽チンな場所に屋敷を構えていますなあ・・・
重い甲冑をつけて行動し、いざ出陣というときは玄関の近く、これは素晴らしい戦略眼。
天主から遠くて“地位”は冴えないけど、実に現実的な判断ですね。
織田信忠の屋敷跡
黒金門の跡
ここは天主です。
安土城は“天守”と言わずに“天主”です。だれが天主だって?、そりゃ信長様でしょ。
で、天主でお弁当大会です。大二郎がカメラ小僧です。
家内(幸喜のおばあちゃん)が、おにぎりを沢山作りました。飛び切りうまい!!
“夏草や、兵(つわもの)どもが夢の跡”(松尾芭蕉の句)
古城をみると儚い夢が心にしみますね。
織田信長公のお墓です。
◆ここは信長の館
天主の最上階部分を現代の伝統工芸の粋を尽くして再現しました。
スペインのセビリア万博の日本館のメーンで出品しました。
宣教師がスケッチした信長の肖像・・これはもっとも現実に信長に近い肖像だそうです。
男前ですなあ・・・
これは安土城のCGです。
安土城の断面図です。
これが安土御膳です。明智光秀が信長の命で、徳川家康一行を饗応した献立です。
この完璧な贅を尽くした献立に、信長はやり過ぎだと激怒し武将の万座の前で罵倒します。
これが原因で、明智光秀は本能寺の変の凶事に及びます。
・・・次号の“喜左衛門ブログ”は天王山(大山崎)が登場します・・・
◆五個荘に帰ってきました。
町並み保存地区の寺前通りです。(重文の弘誓寺など)
近江商人屋敷の外村宇兵衛邸です。(伝統的建造物指定:伝建)
近江商人屋敷の中江準五郎邸です。(伝建)
拙宅、塚本喜左衛門宅です。(伝建)
拙宅の庭の貝塚伊吹です。
樹齢150年、まだまだスクスク育っています。
長男夫婦、家内と私夫婦、大二郎一家です。
◆近江商人博物館に寄りました。
「近江商人のパンフレット」を英語と中国語版で作り東近江市に寄付しました。
上平千恵・学芸員とサンライズ出版の岩根順子社長のおかげです。<(_ _)>
次は、近江商人博物館のゆるキャラ“てんちゃん”の制作です。
下の写真の現状を大幅バージョンアップ予定です。
滋賀県人気ナンバーワンのゆるキャラに挑戦です。ヽ(^。^)ノ
しかし、“ひこにゃん”という強豪がおります。
頑張ります!!