2018年5月23日 (水)
丹後・織元研修
5月11日(金)、丹後での織元研修を行いました。
大阪・愛知など全国の専門店様、百貨店様の社長様、商品部様、バイヤー様がご参加下さいました。
56名様のご参加で2台で移動しました。
整経や糸繰は1800口織西陣織にとって大切な工程です。
何百本の絹糸が天井に渡り、一ケ所に集まって行きます。
整経風景
糸繰風景
西陣織1800口極細織工房です。(塚喜商事の所有の織機です)
丸帯の織機です。
とにかく機械が大きい。経糸(タテ糸)が5600本入ります。
細かく織るため、高品質の細い糸を使います。純金箔も織り込みます。
袋帯の織機です。
袋帯の巾で1800口織、もうこれ以上細かくは織れません。
古代御召の工房です。御召ではめずらしく本格的な御召の緯糸(ぬきいと、ヨコ糸のこと)を使います。
御召織研究一筋のこだわりを持った熟練の職人さんです。
「丹後の至宝展」をご覧頂きました。
丹後は晴天に恵まれ日本海がキレイでした。
9:00に京都駅を出発して、19:00に帰ってきました。
長旅お疲れ様でした。(井阪 仁)