喜左衛門ブログ:President Blog

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2018年10月5日 (金)

加藤登紀子のミニ・ライブ、素晴らしかったヽ(^。^)ノ

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先週の台風の前日、京都の四条大橋のたもと、南座の対面にロシア料理のレストラン「キエフ」があります。(キエフはウクライナの首都)
ここは加藤登紀子の実家なのです。
「キエフ」でライブがありました。

加藤幹雄さん(79歳)と小生は長らくの知人で、キエフのオーナーさんであり、彼の妹が登紀子さんです。
加藤幹雄さんはハルビンで生まれ、一橋大学(旧制・東京商科大学)を卒業して住友金属工業(副社長)にいました。
という縁で、三商大の仲間なのです。(昔、東京・大阪・神戸に旧制の商科大学があり、三商大の絆は強く、その伝統的な仲間です)

我々の若い時(昭和30-40年代)は、学生運動が盛んでソ連のマルキスト(共産党員)がもてはやされました。
私たち世代は、大学でマル経(マルクス経済学)を学び、学生運動のデモに参加するのが良識派の学生の典型でした。
私の1-2回生の頃は、ご多分に漏れずロシア民謡を歌い、インターナショナルを歌って全共闘のデモに参加していました。
加藤登紀子は、東大の学生でしたから、全学連の闘士で獄中の彼と結婚して話題を集めました。
我々の世代では、加藤登紀子はあこがれの存在でした。
そんなわけで、私にとってロシアには郷愁があり、10年余り前、ロシアのモスクワからサンクトペテルブルグへ旅をしたとき、酒場に流しのギター片手の歌い手がにロシア民謡(カチューシャなどお馴染みの歌)を奏でるのがうれしく、ロシアの煮込み料理も口に合い、まさしくセンチメンタルジャーニーでした。

京都の「キエフ」では、いよいよ加藤登紀子のライブが始まりました。
客席は80人位でいっぱいのミニコンサートです。
彼女は実家の気安さもあり、ほろ酔い気分で郷愁を込めて歌いました。
客席は身内のような温かさで拍手があり、気分のいいひとときでした。
しかし、あの歳(失礼・・m(__)m)で、素晴らしい声量、タフですねぇ・・
ライブが無事(?)に終わり、彼女の著書にサインをもらいました。

彼女へ心ばかりのプレゼントをして、さらにCDにサインをもらいました。

加藤登紀子と家内と小生で記念撮影(^O^)

彼女は永遠の闘士であり、自由人であり、歌姫であります。


加藤幹雄さんと握手をしてほろ酔い気分でキエフをあとにしました。
心から楽しめるうれしい一夜でした。