2018年12月17日 (月)
中國の長江商学院のCEOの日本ツアーはすごい!
先週、長江学院で学ぶ中国のトップクラス企業のCEOが来日されました。
北京には、北京大学、清華大学と並んで高い評価を受けている長江商学院があります。
長江商学院は、中国1の大富豪の李嘉誠(長江実業、不動産)が創立者です。
この商学院(ビジネススクール)は社会人の大学院で、経営修士[MBA]コースで有名です。院生は、企業オーナー(CEO)が多く、高額な学費を払いながら、財務、労務、国際法、マーケティング、ITなど各分野を集中的に学び、世界につながる多くのビジネス人脈を作ります。
さて、中国のCEOご一行70名は、東京のド真ん中にある「コレド日本橋」の4階の早稲田大学の日本橋キャンパス(大学院)で一週間、日本研修をされました。
タイトルは、「日本体験の再発見」
初日は、小生の「三方よし講座」、午後からCCCの増田宗昭社長の講義です。
あと、ソフトバンク、日産の志賀さん、JETRO、オリックスの宮内元CEO「金融バブルについて」、隈研吾氏「私の建築設計学」、SBIの北尾社長「東洋思想と企業経営学」
最後に富士山を見物して、ファナック本社を訪問し稲葉会長「工業の自動化とIoTの時代」を勉強・・・
各企業が抱える共通の問題・・・中国の金融、貿易の未来図、クルマのEV化と自動運転、工場の自動化・・・の危機意識が透けて見えるようです。
中国からようこそ・・・
「習近平さんとトランプさんの攻めぎ合いの真っ只中、1週間も本国を空けて日本に来られた中国企業トップの方々の情熱と勇気に、心より敬意を表します。」
笑いと自画自賛の拍手が巻き起こりました。
中国と日本の共通の文化・価値観・・・「漢字、仏教、儒教」から始めました。
三方よし講座は60分ですが、その最中にも質問があります。
居眠りやスマホいじりは一人もいません。
CEO院生の熱意はすさまじいものがあります。
質疑応答が30分間、熱心に次々と鋭い質問が飛びます。
三方よし、三分法、家訓、タフな経営を維持するための生活習慣、家族と資本の関わり合い、後継者教育・・・質問は途切れなく続き、ディスカッションとなりました。
「三方よし講座」が終了し多くのCEOと名刺交換をしました。
北京や上海での「三方よし講座」のオファーが多くあり、日本の三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」が多くの共感を得た実感がしました。ヽ(^。^)ノ
多くの方とよい人間関係が作れ大変幸せでした。
この日は、東京で午後と夜に予定があり、大変、忙しい1日でした。
後記
今回は蔡成平さんの企画で、素晴らしいプログラムでした。
中国企業のCEOも日本での有意義な時間を過ごされ、先週の土曜日に帰国されました。
蔡さんから、素晴らしい機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。
いい勉強になりました。
謝謝!!