2018年12月27日 (木)
天橋立で有名な宮津市で登録文化財会ツアー
先週の休日、京都府北部の宮津市へ貸し切りバスで研修ツアーに出かけました。
メンバーは「京都・国登録文化財所有者の会」(通称、登文会。小生は会長を拝命しています)の顔ぶれで、宮津の会員と交歓しました。
まずは、宮津カトリック教会(1896年築、登録文化財)
フランス風の構造でロマネスク様式の天主堂(聖堂)です。
なんと堂の中は畳敷きなのです。
神父さんの説明です。
宮津教会は、けやきの柱、ドーム式の天井で長崎の大浦天主堂とならぶ明治中期の歴史的な建物です。
撮影は禁止なのですが、登文会のメンバーなので神父さんに許可を頂きました。
細川ガラシャの像
明智光秀の三女のガラシャは、細川忠興に嫁いだが、本能寺の変で逆賊となった光秀の娘ガラシャはこの地に幽閉されました。
歌碑は母親としてのガラシャの心情が偲ばれますね。
清輝楼です。明治~大正期に建設され、多くの文人墨客が逗留した登録文化財の旅館です。
館内がまるで美術館のように素晴らしい調度品があります。
主人の十三代目の徳田誠一郎さんです。
60畳敷きの宴会場です。格天井です。
ため息が出るほど素晴らしいたたずまいです。
いよいよカニ料理です。
焼きがには実に旨い!!
無口に黙って真剣にカニの身をほごし、堪能して頂戴しました。
徳田さんは当会の会員で、大盤振る舞いの大サービスのカニ尽くしお料理で、会員一同感謝感激です。!(^^)!
籠(この)神社です。
ここは、丹後の一の宮の元伊勢であります。
ここの宮司さんは82代目で海部一族の血脈の継承がされ日本一古い家系で、その家系図は国宝になっています。
説明は清輝楼の徳田さんです。
登録文化財の「香苔居」の山口さん(京都の桂)、「並河靖之助記念館」の大川事務長さん
登録文化財の「今林家住宅」の今林夫妻(宮津市)。もともと丹後の糸屋さんで豪商です。
研修ツアーの参加者で記念撮影
とれとれ市場に行きました。
あれだけカニを喰ったのに、またセコカニを買いました。
実に有意義な研修ツアーで、丹後の宮津の会員との交流会となりました。
京都府の歴史は多層で、京都府の北部(日本海側)は二千年前の古代のロマンにあふれ、南部の京都市は平安建都千二百年の歴史と文化があります。
大陸からの古代文明の表玄関になった日本海側の歴史は偉大ですね。
それにしても、カニは実に旨かったヽ(^。^)ノ
「白沙村荘」の橋本さんが幹事さんで、ご尽力ありがとうございました。