2019年12月13日 (金)
京都・登文会の12月の研修ツアーと忘年会!(^^)!
先週の日曜日、「京都・国登録文化財・所有者の会」(登文会)の集いがありました。
まずは清水の河井寛次郎記念館に集合しました。
河井寛次郎(1890-1966)は陶芸家で民芸運動を起こし、彫刻、書、詩など広くこなした芸術家です。
今日は、河井館長(登文会の会員さん、寛次郎の孫、陶芸家)の味わい深い講演です。
寛次郎の仕事場であり、自宅である寛次郎記念館は、彼の仕事・作品がそのまま生活の息吹を感じます。
窯、登り窯
河井館長は登文会の同志であり、陶芸家として情熱を込めた話はとっても感動的でした。
興奮冷めやらぬ記念館を後にして清水(きよみず)を散策
平清盛や空也上人で有名な六波羅蜜寺です。
いよいよ建仁寺さんへ到着しました。
臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師、開基は源頼家。
鎌倉時代の建仁2年(1202年)に創建されました。日本最古の禅寺です。
栄西(えいさい、ようさいとも読む)は中国からお茶を初めて持ち帰ったことで有名です。
本坊に来ました。
法堂(はっとう)が見えてきました。
浅野俊道様(建仁寺派、法観寺、通称 八坂の塔の住職)にご案内頂きました。
建仁寺の栄西禅師の肖像画が見えます。
方丈庭園
広々した境内。紅葉がきれいです。
法堂の天井画「双龍図」です。2002年に小泉淳作画伯(1924-2012)が描き上げました。
すごい迫力に口を開けてしばし見入りました。
俵屋宗達の「風神雷神図」(国宝)の説明です。
建仁寺といえば風神雷神図屏風ですね(^_-)-☆
祇園の居酒屋「萬・燕楽」で京都・登文会の交流懇親会です。
塚本会長(小生)の挨拶、橋本眞次さん(白沙村荘のオーナー、橋本関雪の孫さん)の乾杯で幕が開けました。
新入会員さんの原田さん(お菓子で有名な「千鳥屋宗家」の社長さん)のご挨拶
同じく新入会員さんの足立さん(鳥名子の社長さん)の自己紹介
今日は4名の新入会員さんがあり、大拍手でした。
滋賀県の五個荘山本町に本宅がある小泉さんご夫妻
これから滋賀県に登文会を作るために尽力されますヽ(^。^)ノ
田中峰子副会長から「SDG‘S」の話です。
登文会のメンバーは熱心に聞き入りました。
最後まで盛り上がりました。
ありがとうございました。
後記
「西陣織あさぎ美術館」の開館以来、12月9日に5千人目の来館者が訪問されました。
記念品贈呈と感謝の言葉を述べました。
来年は、2万人の来館者をめざして頑張ります。
ご支援、ありがとうございます<(_ _)>