2019年2月6日 (水)
三方よしの”伊藤忠商事に学ぶ(3回シリーズ)”の最終講座、大阪で盛り上がる!
大阪商人が愛した北御堂<浄土真宗(西)本願寺派>、北と南に御堂があったので御堂筋というらしいですね(^O^)
御堂筋は、いまやオシャレなアート空間です。(背景は北御堂)
◆御堂筋のすぐ近くに本日の会場の「大阪繊維輸出会館」があります。(大阪市備後町)
この建物は1960年に村野藤吾が設計した名建築です。
ここで、2月3日(日)に「三方よし講座」が開催されました。
まずは、この会館の見学、深海をイメージした地階から2階への吹き抜けのタイル
アンティークでエキゾチックなアート空間です。
テレビの撮影ロケでここはよく登場します。
大会議場のロビーです。
堂本印象(画家、元・西陣織の下絵師)のデザインで、世界へ出航する繊維の帆船が
西陣織(龍村織物)で作られています。
この会館ができた頃[1960年]、日本の繊維輸出産業は世界最強でアメリカとの貿易戦争がおこり、
アメリカは輸入規制に必死でした。
田中角栄通産大臣が丁々発止の日米交渉をした話は有名ですね。
現在では隔世の感がありますが・・・
◆いよいよ「三方よし講座」の始まりです。
塚本理事長(小生)の挨拶
「伊藤忠商事に学ぶシリーズは・・・第1回は6月に宇佐美教授(滋賀大学)の伊藤忠兵衛の初代・2代目の創業精神・・・
第2回は11月に近江・豊郷町にある伊藤忠兵衛の生家を見学し片桐二郎さん(伊藤忠商事)の伊藤忠商事の歩み・・・を勉強しました。
第3回(本日)は“未来に向けての伊藤忠”を学びます。」
中西悦朗さんの講演(伊藤忠商事の元・常務、デサントの元・社長)
中西さんがアメリカに赴任し色々な大事件に遭遇しながら、ビジネスを伸ばした経験談
的場佳子さん(伊藤忠商事のNY勤務、開発業務部長代理)の講演
彼女は女性総合職ではじめてNYへ転勤し、亭主を配偶者として同伴赴任した豪傑です。
これからの働き方について言及
近未来的な勤務の在り方ですね。
ここで休憩
◆さて、中澤副理事長の軽妙な司会でパネルディスカッションが始まります。
熱い討議が進みます。
中西さんのNYでの言葉の壁、的場さんのダイバーシティ[多様性]に言及
非常に面白くて白熱し、聴衆かた質問が相次ぎ充実したひとときでした。
パネルディスカッションの記念撮影
◆レストラン・Wool(元・羊毛会館)で懇親会です。
塚本理事長から御礼の挨拶
佐野副会長(大阪・滋賀県人会)の乾杯の発声
和やかなNPO三方よし研究所のメンバー
乾杯!!、小生と講師の中西さん(伊藤忠商事の理事)実は共に1948年生まれ。
いいお話有難うございました。
大阪・滋賀県人会の皆さま
懇親会の司会役の片桐さん夫妻
夜が更け、盛り上がります・・・
充実した楽しいひとときでしたヽ(^。^)ノ
後記
NPO三方よし研究所と大阪・滋賀県人会の協調は素晴らしいハーモニーで、打てば響きくような心地よさで、
多くの方と交流が出来て友情が深まりました。
本当にありがとうございました。