喜左衛門ブログ:President Blog

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2019年4月1日 (月)

中国の雑誌に、我が家の正月風景が紹介されました!(^^)!

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中国の経営誌(年6回出版)「家族企業」です。

東アジアは家族企業が多く大企業も含めて85%は家族企業と言われます。
この有名な出版社(大手の経営コンサルタント)の主催で、北京や上海で大掛かりなセミナーが行われます。

小生も、上海の大会に招かれ、また年に何回か「家族企業」主催の訪日・企業研修団が弊社にも来られています。

目次に、「近江商人・塚本家の元旦の家族の過ごし方」が掲載されていました・・
なんと6ページも・・・

名もないフツ―の家庭が紹介されるって、少々違和感がありませんか?
中国人にとって、どんな点が興味があったのかなって・・・一瞬、考えました。

◆元旦の朝8時に、家族が一同に集います。
これは、何があっても全員が元旦は仏壇の前に揃わねばならないです。

まずは、お仏壇の前に正座してお経を上げます。拙宅は仏教(浄土真宗お東派)です。

導師は、先祖代々、当主(小生)が先に務めますが、順番に長男、次男、三男が務め、その子供たちはパパのお経を真似ています。

◆次に、大人の男性が正月の所信を述べます。
中々、気合の入った1年間の抱負を年齢順に語ります。

◆お年玉をそれぞれに渡します。
クリスマスとお正月は子供たちにとってパラダイスでもっとも幸せな瞬間で大騒ぎになります。

◆お雑煮とお節料理を頂きます。
拙宅は白みそにお餅を炊いて柔らかくして入れ、小芋、大根などが入っています。

重箱に色々な料理が入っており、女性陣が手分けしてお料理を運びます。

◆午前中に、東大谷(浄土真宗の墓地)へ行き、家族全員でお墓参りをします。
会社の功労者の墓に参り、先人(別家さん)への功績に感謝の念を捧げます。

先祖のお墓に参ります。

元旦のお墓参りがすむと、氏神さん(祇園の八坂神社)へ初詣に行きます。

祭神はスサノオノミコト(牛主天王、アマテラスオオミカミの弟様)です。
やっとこれで元旦の家族行動はしまいです。
あとは、銘々が親戚に元旦の挨拶廻りをします。

こんな我が家の元旦の恒例行事が、中国の「家族企業」の雑誌に「近江商人の元旦風景」として掲載されました。
実に、日本の一般的お正月風景(伝統的なやや古臭さを残していますが・・・)と思うのですが、貴方のお正月はいかがでしょうか?

お正月風景は、国によって異なるようで、中国の春節はもっと家族的で自由なようです。
お恥ずかしい我が家のありさまでした・・・<(_ _)>