喜左衛門ブログ:President Blog

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2019年4月12日 (金)

江戸~明治に活躍した北前船を訪ねて越前海岸へ

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先週の日曜日、NPO三方よし研究所の研修ツアーとして、近江商人の足跡“北前船の町”を訪問しました。
バスで参加者14名の自己紹介
小泉陽助ご夫妻・・・小泉重助さん(大阪の小泉グループの本家)の三男さん

岩根専務理事もご機嫌さんです!(^^)!

彦根から1時間半で越前海岸に到着、北前船に乗って記念撮影(実はコンクリート製のモニュメント)

北前船の雄、右近家で・・

 

宏大な右近邸の庭内の丘の上に山荘がありました。

実にモダンな洗練された山荘です。

暖炉の前で中澤道盛副理事長

階段のステンドグラス

下界の風景、越前海岸と北前船主通り

 

右近家は、金相寺(浄土真宗)の分家で、江戸時代に海運業を始めました。
最初は近江商人の蝦夷地への交易(北前船)の運搬をしました。
やがて力を蓄え交易の主体(貿易主)となり、大阪と北海道の価格差、需要の数量予測などに長け、北前船の事業は大きく成長しました。
右近邸の台所で・・・

名ガイドの千馬さんの解説、千石船と模型と北前船の航路


右近家の事業は拡張して蒸気汽船、貨物船を多数所有し大手海運業へのし上がっていきます。
北前船は難破の危険もあり船主が共同出資して日本海上保険という会社を作りました。
座敷にも成長への気運がほとばしっています。

やがて、通信、鉄道が発達し、北前船は昔の栄光を失っていきます。
そこで、右近家は損害保険会社として事業を転換していきます。(損保ジャパン)

 

皇太子様も右近家に行啓になりました。

見学するNPOのメンバー

商いの引き札(今のチラシ)

船箪笥(タンス)や色々な船の道具

北前船の船主や水夫の家々が連なる・・・

中村家・・・

右近家の門構え

海を玄関と考え、海に対する畏敬の念を感じます・・・

 

船主通りで昼食です。
中澤副理事長の発声で乾杯ヽ(^。^)ノ


実に美味しいイタリアンでした。

小泉陽助さんご夫妻・・・人気の陶芸作家です(^_-)-☆

 

木之本地蔵にお参り、目の神様だそうです。

世界第2位を受賞した「七本槍り」の富田酒造

生原酒と受賞作品を購入しました。

木之本地蔵のサクラは5分咲きでした。

 

勉強になり、美味しくてたのしい研修ツアーでした。
ありがとうございました。