喜左衛門ブログ:President Blog

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2019年4月16日 (火)

秋田は、えがっだ!!

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先日の土・日曜日、秋田に行ってきました。
伊丹空港から1時間半、秋田空港に着き、強首(こわくび)温泉で会合がありました。
秋田空港に旅館の亭主の小山田さんが迎えに来てくれました。
樅峰苑(しょうほうえん)という旅館で登録文化財です。
ここは大庄屋さんの居宅で堂々たる門構えです。

屋敷内の樅(もみ)の林で、仙北市指定の天然記念物です。

樅の木は特別な家にしかない貴重な樹木だそうです。

立派な玄関です。

小山田家は代々の庄屋さんで、昔は290丁歩(87万坪)あったそうで農地解放でとられてしまい、
今は1丁歩残ったそうで、広大な屋敷を使って先代から旅館業を始めたそうです。

先祖の肖像額が掛かっている広間です。

「登録文化財所有者の会」の会合があり、秋田、愛知、京都、大阪の代表者が集いました。
小生は京都の会長を拝命しており、はるばる駆け付けました。

貴重なミーティングが終わりいよいよ宴会です。

実に楽しい会で、秋田名産の珍味、地酒、愛知の小栗会長持参の
「愛している」(バラの酵母でつくったお酒)も旨く、大いに盛り上がりました。

夜も更けて2階のお部屋で就寝です。

ウン、ヤリやナギナタが鴨居に掛けている。


これは用心がいいというか、怖いというか微妙なこところで・・・・
銃刀法の鑑札はヤリにぶら下がっていますが・・・

この立派な部屋で3人が仲良く布団を並べ昔の旅館らしく(修学旅行のように)寝ました。

温泉につかり、早朝より色々な話になりました。とっても貴重なひとときでした。

翌日は、秋田県角館市(かくのだて)へ見学に行きました。
ここは佐竹藩の北佐竹家(分家)5000石の領地です。
黒い板塀が整然と続きます。

武家屋敷のもっとも家格のある石黒家を訪問しました。

立派な門構えと欄間(らんま)です。

北国らしい暖かそうな5月の武者人形ですね

武士らしい書見です。

石黒家の立派な文庫蔵です。

青柳家です。

武器庫が充実していました。


薄暗い廊下が続きます。

青柳とみさん(先々代)のお嫁入りの打掛け

地元の偉人、小野田直武です。

かれは蘭画を描き、解体新書の絵などの西洋精密画を得意としました。

新幹線こまちで秋田にきました。

帰りのJALは、しまじろうの横に座りました。

雨中、大阪空港に無事帰りました。

とっても楽しい充実した旅でした。
ありがとうございました。