2019年5月10日 (金)
イタリア旅行記(その1 ローマの休日)
10連休の初日、伊丹空港を出発して成田からトルコ航空でローマに向かいました。
家内と新婚以来のプライベート海外旅行です。 楽しみと期待の出発です。(^^♪
先月に開港したイスタンブール(トルコ)を経由しここで5時間待ちです。
世界最大の空港だそうで、トルコの国威発揚もあリカネがかかっているすごい施設です。
欧州、イスラム、アジアが交差する不思議な空気感ですね・・・
京都を出発してなんと30時間後にローマに到着
遠いなあ・・・
いきなり古代ローマの遺跡・・・ローマを取り巻く城壁です。(延べ19キロ)
その横にわれらのホテルがありました。
先週、安倍首相がここで泊まられたそうです。
この季節は、日本では10連休、欧州でも最大のバカンス、中国も労働節の大型連休で、世界の観光地は大混雑です。
我々の海外団体旅行13名は、「混雑、割高のピーク」でどんな酔狂な人がくるのかと初顔合わせが楽しみでした。(^_-)-☆
答えは、団塊の世代(我々の年代)のお医者さん夫婦が大半で、商売人は我々2組だけです。
内科、外科、整形外科、眼科、歯科医など開業医さんで「人生のご褒美」と称されて、
患者さんで忙しいお医者さんは新婚旅行以来の海外旅行でイタリアに参加したとのことです。
まずは古代ローマのコロッセオに行きました。
壮大な遺跡です。
AD84年にヴェスパシアヌス帝が建設。闘技場で剣闘士の戦いや、ライオン対勇士など、
死ぬまで過酷な戦いが行われました。5万人収容できる大スタジアムです。
直径188メーター、高さ57メーターの巨大な建物です、
帝王も庶民も熱狂して観戦をしました。
この遺跡の横にコンスタンティヌス帝の凱旋門です。
大きな戦いの勝利の記念碑として建てられ、ローマには20個くらいの凱旋門が残っています。
このコロッセオの前にフォロ・ロマーノの遺跡のエリアがあります。
紀元前6世紀ころからローマは都市国家として栄え、共和制をしき政治について議論をしました。
前述のフォロ・ロマーノの「フォロ」とはラテン語で「フォーラム」の語源です。
つまり、市民がフォーラム(討議)をした場所なのです。
BC27年から初代皇帝アウグストゥスからローマ帝国が始まります。
地中海の先進文明のギリシャの都市国家、デモクラシー、大理石の神殿、彫刻への憧れが、
ローマの歴史を貫く熱い思いを強烈に感じます。
ローマには広場が沢山あります。共和国広場
パンテオン、古代ローマの神殿です。
トレビの泉です。
後にコインを投げると願いが叶います。
ローマの街中には多くの石造りの宮殿があります。
散歩をしても被写体だらけです。
スペイン広場です。
バチカンの天使城が見えてきました。屋上の天使はラファエロの作品です。
ナヴォーナ広場です。
ムーア人の噴水です。(ベルニーニ作)
広場ではピエロが道化をしています。
明日は、バチカン市国を訪問です!!
あと、フィレンツェ、ベニスと続きます。 (次号へ)