2019年5月14日 (火)
イタリア旅行記(その3 イタリアの山中のアッシジ寺院へ)
イタリアの聖人、聖フランチェスコ(1182-1226年)は清貧、禁欲のキリスト教徒でフランシスコ会を起こしました。
欧州では十字軍が東征し、中国ではモンゴル帝国のチンギスハーンの即位(1208年)があり、世の中の大きな潮流の変わり目になります。フランシス会の修道士の服装は、フード(カプッチョ)付きの僧服に腰ひもは3つの結び目(従順、清貧、貞潔)があります。
イタリア人の好むコーヒーがこの僧服と似た色だったためカプチーノと名付けられたとか。
フィレンツェからバスで3時間、山中のアッシジに着きます。
やがて、山の中に寺内町のような街並みが見えてきます。
なんか、福井の永平寺(禅宗の本山)のような禁欲的な宗教都市が忽然と現れた感じです。
ヌオーヴォ門(新しい門の意)1615年建造
聖キアラ教会が見えてきました。
13世紀のイタリアゴシック教会。
白とピンクの大理石でつくられ、地下には聖女キアラが眠ります。彼女は、フランチェスコの一番弟子として献身的に仕えました。
カピターノ宮殿。13世紀に作られた市長[カピターノ]のいる建物です。
その横に紀元前1世紀のローマのミネルバ神殿があります。
古代ローマ神教の建物にカトリックが融和し、イタリアならでは光景を感じます。
いたるところに昔の古代ローマの遺跡があります。
左から添乗員の滝口さんと現地ガイドさん
聖フランチェスコ寺院と修道院
1230年頃に建設されたロマネスク様式の教会
教会の中では荘厳で信者は敬虔な祈りをささげていていました。
アッシジで旅行グループのメンバーとのランチ。
お医者様ご夫妻方とご一緒です(^_-)-☆)
奥の立っているイタリア女性はアッシジ市長[カピターノ]
カピターノは、飛騨高山市からアッシジへ幼稚園が贈られたそうでその返礼に日本に行くのだそうです。
バスの帰り、フィレンツェ近くのミケランジェロの丘に行きました。
堂々たるダビデ像です。
さあ、明日は待望のフィレンツェの見学だ(^^♪