2019年6月5日 (水)
別家会の鳴滝クリエイティブセンターで勉強会
毎月、朔日(ついたち)は恒例の別家会です。
朔日って、これは毎月の1日のことをいい、日本は伝統的にこの日を大事にしますね!(^^)!
ツカキの別家会(社員のOB会)も明治初年からこの日(ついたち)に皆が集います。
今日は京友禅の勉強会で、鳴滝クリエイティブセンターへの研修ツアーです。
(鳴滝クリエイティブセンターの京友禅の道具展より)
会社を辞めて、70歳、80歳になってもなんで仕事の勉強会をするのかって?
それは日本の習性で伝統でしょ・・・
こりゃ、理屈やおまへんな
それで10名の別家と5名の現役社員は、今日は友禅工場で勉強会です。
パワーポイントでこの施設の全容の説明を聞きます。
熱心に聞き入る別家さん方(老人会ではありません!)
友禅体験の実演
墨流し染です。
これが一瞬にして染め上がるのです。
引き染めの職人さんの技を見学
墨流しの山崎先生の匠の技を見学
工程を経て水面に模様が出来上がっていきます。
かようにして絹の白生地は染め上っていきます。
多目的ホール・・・市川由紀乃さんがお迎えです・・・
彼女は鳴滝クリエイティブセンターのオープニングの日に駆けつけてくれ一曲歌ってくれました。
墨流しの作品集
別家の皆さんはご満悦でお帰りになりました。ヽ(^。^)ノ
別家とは、昔、室町の問屋の番頭まで勤め上げた人が、別家待遇(暖簾分けするか、番頭して店に残るかの資格を得た人)を得た人を指します。
亡くなるまで別家会に参加する資格がり、店の運営についても発言権があります。
また亡くなると功労者の碑に分骨が納骨され、後輩が代々、お参りしてくれます。
昔ながらの運命共同体ですね。(^_-)-☆