2019年8月5日 (月)
金沢で加賀友禅女流作家の競技会が開催されました
先週、金沢に出張しました。
加賀友禅(京都と並ぶ高級きもの産地)の競技会が、華々しく開催されました。
金沢城の石垣の前のホテル(KKR)にて、加賀友禅関係者が集まりました。
「第37回 加賀友禅選抜女流作家新作競技会」の伝統のデザインコンテストです。
作品テーマは「新時代への挑戦」
伝統的な加賀友禅24点と新風シンフォニー7点の合計31点の力作が出品されました。
いよいよ受賞者の表彰です。
まずは、主催者の京都和装㈱の社長(小生)より開会の挨拶です。
後援のさが美様の西脇社長様のご挨拶です。
暖かい激励のお言葉に大拍手でした。
最優秀賞は瀬端由美子先生です。
優秀賞は一川忍様です。表彰状と賞金、記念品の授与です。
栄光の受賞者に表彰状が授与されます。
ここで最優秀賞の瀬端由美子先生から謝辞です。
瀬端先生の喜びの声でした。
審査委員長の中町博志先生の講評
いつも作品への真剣さがこうじて辛口の批評となられますが・・・
受賞作品と作家の紹介です・・・
最優秀賞の瀬端由美子先生
瀬端先生の感想、「窓の外を眺めていると、急にザァと通り過ぎる風に、葉や花が揺れ舞う様子を見て、風の姿が見えるようだと感じ制作ました。」
優秀賞の矢花博呂美先生
優秀賞の一川忍先生
優秀賞の内嶋さつき先生
新しい部門、新風、シンフォニー賞
小林喜代美先生が受賞でした。
加賀友禅受賞者や産地関係者が一堂に会して懇親会です。
冒頭に京都和装㈱の白井常務が感謝の言葉
左から、最優秀賞の瀬端由美子先生、中町審査委員長、優秀賞の一川忍先生
女性作家の激しい情熱がぶつかり合う加賀友禅の競技会・・・友禅の技術の向上、新しいことへの挑戦・・・まさに加賀の伝統工芸のクリエイティビティが問われる至高の場でした。
ご協力頂いた各位に心より御礼を申し上げます。