2020年1月15日 (水)
西陣織あさぎ美術館、伊藤若冲展が開催!
今月より、土・日・祝日開館を始めました。(月曜日休館)
これを機に、琳派中心の美術館の展示、若冲の企画展を始めました。
伊藤若冲は、只今、高島屋京都店で企画展をしており大人気です。
入口の西陣織の解説ルーム
伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の説明です。
1716年に京都で誕生し、錦市場の青物商の息子として育ちますが、
やがて絵師として名を成し85歳までその奔放な奇才を発揮しました。
展示ルームの中央は、橋口新一郎先生作「黄金と絹の茶室」です。
先月までは、琳派の展示室でしたが、伊藤若冲に大きく展示替えです。
若冲の「梅花晧月図屏風」・・・梅の古木に紅梅、白梅が咲き誇ります。
西陣織ドレスはデコ菅井先生のデザインです。
若冲の「鳥獣花木図屏風」を織り上げました。
これをモチーフに帯を織りました。
動植綵絵(どうしょくさいえ)・・・若冲が相国寺へ寄進しましたが、それが皇室御物となり、只今は宮内庁の管理にあります。
色々な動物、昆虫、植物、花などが描かれています。
西陣織美術工芸あさぎは、1800口ジャガード織の技術で精緻に織り上げました。
若冲の日出鳳凰図の掛け軸です。
日本画格天井図・・・福井の永平寺の格天井(ごうてんじょう)の絵です。
◆印象派の展示です。・・・すべて西陣織美術工芸あさぎの作品です。
クリムトの「接吻」です。純金糸を使い感動の作品です。
◆日本画の掛け軸コーナーです。・・・すべてあさぎの西陣織です。
尾形光琳の燕子花図です。
国宝で根津美術館(東京)にあります。
宮本武蔵の「枯木鳴鵙図」(枯れた木にもずが居る)
雪舟の「天橋立」図です。
もちろん、国宝です。
◆当館で最大人気の蓄光糸の作品「日月山水図」(原画は室町時代で、国宝)
幽玄の世界へいざなう感動のシーンです。
◆仏教絵画や書・・・西陣織あさぎが表現
◆五節句(1、3、5、7、9月の節句)の創作掛け軸(西陣織あさぎ)
◆「雪松図」円山応挙の唯一の国宝の屏風が原画
只今、三井記念美術館(東京・日本橋)で展示中
◆日本屏風絵大観
三十六歌仙和歌や、狩野永徳、長谷川等伯など有名画伯の屏風絵が西陣織あさぎで表現
絢爛たる美の世界へ、「西陣織美術工芸あさぎ」は挑戦しました。
是非、ご覧ください。
西陣織あさぎ美術館は、企画展「伊藤若冲展」を開催中(~4月5日まで)
土・日・祝日は開館、月曜日が休館(祝日の月曜日が開館の場合は、火曜日が閉館)
午前10時~17時が開館。(入館料は大人500円)