喜左衛門ブログ:President Blog

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2020年2月14日 (金)

素晴らしかった辻井伸行コンサート

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日曜日、大阪シンフォニーホールで辻井伸行のショパンのピアノコンサートがありました。
大阪市の福島にありますが、並木が素敵な風情を作っています。

「辻井伸行ピアノコンサート」です。

超満員の盛況でした。
彼は、父が産婦人科医、母はアナウンサーという恵まれた家庭に1988年に生まれました。しかし、彼は小眼球症という難病で生まれながらに失明という不幸に見舞われました。
母・いつ子さんの一人っ子への深い愛情は、辻井伸行を偉大なアーティストに育てました。

譜面が読めないのは音楽家として大きなハンディでしたか、5分間の音楽が2時間のCDに込めた「聞く譜面」によって学びました。
辻井が小さいとき母に「今日の風、なに色?」って尋ねたそうです。

幼い日の苦節とスターダムの道を駆け上ったのは、皆さん、ご存じのとおりです。

この日のコンサートは、シューベルトとショパンの名曲でした。
一心不乱に演奏し、時には優しく、激しく、皆を深い世界に誘うようなピアノでした。
引き終わるとしたたる汗をハンカチで拭き、万雷の拍手に応える真摯な姿は感謝に溢れ、人の心を打つものでした。
アンコールは彼の好きな曲を、彼の気持ちの向くまま演奏し、実に楽しいピアノでした。
アンコールの拍手に応え、なんと4曲も弾いてくれました。
みな楽しさと感動で涙をしている聴衆がたくさんおられました。

すごい才能、素晴らしい音楽、素敵な人柄に触れ、深い思いを頂いたコンサートでした。
しかし、すべて全曲を暗譜せねばならず、オーケストラでピアノ協奏曲を弾くのに膨大な曲を覚えるのは、試練の技だと思うのですが・・・
彼の血のにじむ努力、ひたむきな一途さ、音楽と共に感動の彼の人生でした。

土曜日の夜は、40年間、贔屓のレストラン「やまと」さんで、孫のお誕生会です。
孫のこうちゃん(小5)、はるきくん(4歳)、りんちゃん(2歳)の3人の合同誕生会(2月と3月生まれ)です。

レストランを暗くして、ローソクをフ~の時間です。
ハッピー・バースディ・トゥユー♬

大二郎・有紀子家族

喜三郎・安希子家族

喜世志・由貴家族は、生まれたての喜子(よしこ)と仙台(由貴の実家)におります。
家族と一緒に、楽しく美味しいものを頂き・・やまとの森山シェフ、ありがとうございます・・とっても幸せなひとときでした。