新入社員、大いに語る「アフター・コロナの世界はどうなるか？」

コロナウィルスの猛威は大変なことになってきました。
お元気でお暮らしでしょうか？

さて、先週、今年入社のピカピカの新人営業マン５名と社長との対談をしました。

昨夏、彼ら内定学生による「ツカキグループ紹介のパワーポイント」を作成し互いの理解を深めました。
３月に入社後、新人研修で関西セミナーハウスを借り切って合宿し結束を固めました。
４月に配属後、久しぶりの新入社員同士の出会いです。
社長が進行役で、各自の近況報告をしました。

◆顧君（中国の江蘇省南通市の出身で大阪市立大学・院卒）は、ツカキ㈱の海外事業部に配属されました。

香港の宝石コンベンション（年４回）や、中国本土にコロナの影響で出張できずに、只今、本社で宝石や社内システムを勉強中です。海外出張はもうすぐ解禁ですね。

◆川添君（滋賀県出身、京都学園大学卒）は、塚喜商事㈱の東京事業部（日本橋浜町、きもの卸）に配属です。

世界中を旅したコスモポリタンで、東京赴任の白羽の矢が立ったのですが、辞令まもなく東京は緊急事態宣言があり、京都で研修待機中です。

◆村澤さん（滋賀県出身、関西外国語大学卒）は、㈱タムラ（女性の補正下着製造）の営業に赴任

彼女は英語と韓国語が堪能で、㈱タムラの海外向けのＷＥＢ通販部門に配属になりました。

◆竹本君（京都市出身、龍谷大学卒）は、㈱京朋（京染友禅の製造卸）より強い希望があり赴任しました。

宮川町（祇園）出身だけあり、幼い時から古典芸能に親しみ、舞妓さん、歌舞伎役者に可愛がられて育ちました。
今は、京朋の「鳴滝クリエイティブセンター」薗部染工事業部で、墨流し染の実習にすっかりはまっています。

◆田中君（京都市出身、京都産業大学卒）は、不動産リーシング部門に配属されました。

塚喜商事㈱やツカキ㈱の建物（商業ビル、オフィスビル、賃貸マンション）は、関西（京都、大阪、滋賀）、東京、仙台、福岡にあり、
テナントさんは千件を超え、土地買収、建設、リフォーム、営繕、テナント募集の営業・・・なかなか覚えるのが大変な仕事です。

◆高卒の女性、山極さんはツカキ㈱の経理、藤田さんは塚喜商事㈱京都事業部の販売事務に配属されました。
◆マリエクラッセ（ウエディング衣裳のレンタル）は、大久保さん、平田さん、坂本さんが赴任しました。

さて、「アフター・コロナの世界はどうなるか？」の議論です。
・川添君「インターネットの普及を背景にしてテレワークが進み、ＡＩが進展するとデスクワークの人の雇用は随分減るでしょうね・・」
・村澤さん「タムラは女性の職場ですが、緊急事態宣言でＷＥＢチームの先輩がテレワークを始めました。通勤時間が不要で随分、能率的なようです。」
・顧君「１７年前のＳＡＲＳ（重症急性呼吸器症候群）の時に、中国ではインターネットが普及し、コロナではＷＥＢ通販など飛躍的に進化・発展しています。
ツカキ㈱は高級な宝石を中国向けに売っていますが、安い宝石のゾーンを開拓したいです。」
・竹本君「京朋の手仕事の友禅に共感しています。今後、友禅にデジタルも必要でしょうが、高いもの、古典的な商品を学んでいきたい。将来、歌舞伎をとりいれたいです。」
・田中君「女性は出産などで家庭を離れられない事情もあり、テレワークが定着すると女性の社会進出が、もっとスムーズに生産的になる。そうするとおっちゃんの仕事（管理職）は減るでしょうね。」

懇談会は盛り上がり、１時間予定が２時間になりました。
楽しい本音トークで楽しい有意義なひとときでした。

社長からのリクエスト、皆で記念のポーズをして撮影・・・ということになりました。

意味不明な学生同士の人間関係を背景にした不思議なポーズでありました。
これからも新人をよろしくお願い申し上げます。

・・・・・社長の感想・・・・・
若い人は幼い時からネット社会で情報に接していますから、２２歳でも昔の３０歳位の経験量を積んでいます。
また人間関係もアルバイトや海外旅行、ＳＮＳなどで昔の数倍の交友を経験しています。
若い人はさらに知りたい情報、必要な情報もスマホで簡単でゲットしてしまいます。
しかし、若い人は、理不尽な事へ耐える力、上下横の人間関係の調整力、強いリーダーシップ、突出した創造力、幅広い体験的な知識（リベラルアーツ）が課題ですね。
頑張ってください！